今月の10曲
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【ビストロジャズ新作『LA VIE EN ROSE』リリースINFORMATION】

おかげさまで昨年暮れにリプレスが実現したクリスマスMIX『-NOEL A GO GO-』も速攻でSOLDとなった、ビストロジャズ・シリーズ。その『NOEL〜』にもヒケを取らないHAPPYスウィングを凝縮した09年春-夏編が完成しました。一曲目、ジョニー・アリディからロス・ガルボスへと続く必殺のハンドクラップTUNE「LITTLE BITTY PRETTY ONE」のつるべ打ちから多幸感全開で、「IF YOU WANNA BE HAPPY」「JUST A GIGOLO」「CRAZY IN LOVE」「HEART」「LA VIE EN ROSE」「SUMMERTIME」などなど古今の人気ナンバーの初耳スウィング・カヴァーを今回も大量投入。さらにヴィバルディ「四季」や「エリーゼのために」などの驚きのジャズ・カヴァー、「TOP OF THE WORLD」や「YOU'VE GOT A FREEDOM」のスウィング・セットREMIX、そしてアンノウンなユーロ・ジャズの数々。今回も収録分数80分ぎりぎりまで厳選のプレミアム・カッツを収録しています。ぜひお試しください。
PREMIUM CUTS* presents ビストロジャズ -LA VIE EN ROSE-
mixed by Masanori Suzuki (april set)
CSMP0015 /定価\1,890 (税抜価格\1,800)/2月28日発売予定
01) INTRO...JOHNNY HALLYDAY / C'EST LE MASHED POTATO
02) LOS GARBO / CHICO SOLITARIO (LITTLE BITTY PRETTY ONE)
03) MAX WOISKI JR. / IF YOU WANNA BE HAPPY
04) DENNIS ARMITAGE / OUT
05) ENSEMBLE LIONCEAUX / LA VIE EN ROSE
06) DIE FIRESTONE BAND / JUST A GIGOLO
07) ERNIE ANDREWS / BERNIE'S TUNE
08) INTERLUDE...JACK SPRANGERS / NEVER AT SUNSET
09) RAYMOND FOL / LE PRINTEMPS
10) VAN DOREN / SURFIN' LIZA
11) THE CONTINENTALS / SMOKE ON THE WATER
12) MITCH WOODS / I WANT YOU TO BE HAPPY
13) FRANK SINATRA / THE COFFEE SONG
14) INGE BRANDENBURG / THERE'LL NEVER BE ANOTHER YOU
15) THE K. FREEMAN SINGERS / MY BONNIE LIES OVER THE OCEAN
16) INTERLUDE...SARAH / LOVING YOU
17) KERSTIN PAHLSSON / SAMBA TILL FREDRIKA BREMER
18) PORTINHO E SUA ORQUESTRA / MENINO DAS LARANJAS
19) DJ CONCORDE / TOP OF THE WORLD (SWING SET BREAKS)
20) BOOGALOO / FREEDOM (SWING MIX)
21) LOS INHUMANOS / TU
22) PLAYGROUND / WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN
23) INTERLUDE...PETER THOMAS / CAUGHT AT MIDNIGHT
24) EDDIE THOMAS SINGERS / SUMMERTIME
25) THE PAPINI SISTERS / CRAZY IN LOVE
26) THE FOUR SEASONS / ALONE
27) MASAKO / HE LOVES YOU
28) IT'S / BIRD OF BEAUTY
29) ALBERTO BALDAN BEMBO / CABO FRIO
30) FRANK VALDOR / BLACK MARKET

※お求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、ヴィレッジヴァンガード、
ヴァージン・メガストア、チクロ・マーケット、ディスクデシネ、
コーナーショップなど各レコード店ならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。
3/4(水)はリリースPARTY@オルガンバー!
プレミアムカッツ2009 feat . BOOT BEAT !
PREMIUM CUTS 2008 SCEDULE

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2009】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様にPREMIUM CUTS2009オリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

3/4 wed.  新MIX CD「ビストロジャズ -LA VIE EN ROSE-」リリースパーティー
※本CDをオルガンバー・キャッシャーにてお求めまたはご呈示の方、
入場料を1000円にディスカウント!
ゲストDJ:BOOT BEAT 神谷直明
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, DJ OTSUMAMI, 古賀祐介

4/1 wed. PREMIUM CUT
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, DJ OTSUMAMI, 古賀祐介

毎月第4土曜日【BLUE CAFE】
チャージ 2000yen /1d
※先着50名様にBLUE CAFEオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

2/28 sat. BLUE CAFE NEW YEAR PARTY
ゲストLIVE: BOO
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平 (NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子

3/28 sat.
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平 (NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子
WITH SPECIAL GUEST
TWISTE ET CHANTE
SVEN LIBAEK / NICKEL QUEEN
(PHILIPS) LP

71年のオーストラリア映画のサウンドトラック盤なんですが、映画の内容はよく判りません。作曲・編曲を担当したスヴェン・リーベクという人は豪州ではかなり著名なコンポーザーのようで、『INNER SPACE』とか『THE SET』といったフィルムのサントラ盤がCLUB界隈でも人気のようです。本作にはケリー・ビデル、テリー・カフをヴォーカルにフィーチャーし、込み上げ系ボッサ・ソフトロックの逸品「LOOK(EVERYDAY)」をはじめ、いくつものフレッシュなナンバーが収録されています。
STEVE & STEVIE / SAME
(TOAST) LP

本作もオーストラリアのアルバム。オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」の作者でもある人気シンガー・ソング・ライター 、スティーブ・キプナーの68年録音盤。相方のスティーヴィー・グローヴスっていう人の素性はちょっと判りません。全体的にクオリティの高いジェントル・ブリーズなハーモニー・ポップが並ぶ中、特に「LIZA」「I CAN SEE IT IN THE MOON」の2曲が出色の出来。どちらもタイトな8ビートのドラミングと厚みのあるホーンが嬉しいGROOVYなナンバーです。
SAWES / R.F.S.U.
(M RECORDS) LP

ジャケットではSAWES。インナーレーベルの表記ではSAVES。どっちが正解なんだろうか。スウェーデンのポップス・バンドの79年のアルバムです。ヴィレッジ・ピープル「Y.M.C.A.」の忠実アレンジな替え歌カヴァーであるアルバム・タイトル曲は置いておいて。目玉はさまざまなヴァージョンが存在する中でもかなりアッパー・アレンジのボビー・ブルーム「MONTEGO BAY」のカヴァー。BPM120強の四つ打ち&後ノリ・ビートがHOUSEにもつなげられて重宝します。
V.A. / STEREO DANCE PARTY #5
(EXPERT) LP

スウェーデンもの、其の二。76年制作のダンス音楽企画盤。先だってミュージカルMOVIE『マンマ・ミーア』を観たばかりなので、ここに収録された「DANCING QUEEN」も、あの映画の映像が目に浮かんできて感慨ひとしおです。あまりにもオリジナルに酷似していてちょっと残念だけど。それからフォー・シーズンズのエヴァー・グリーンな名曲「DECEMBER"63"」のハイトーン・ヴォーカルなカヴァーが収録されているのがポイント。この曲はなぜかカヴァーが少ないし。
DELIA DORTA / UN POQUITO MAS
(COLOR) LP

ヴェネズエラ録音の80年のアルバム。ヴェネズエラっていうと、、、変拍子のオンダ・ヌエヴァ・マスター、アルデマーロ・ロメロくらいしか思い浮かびませんが、このデリア嬢は当時けっこうな人気を獲得していたアイドル・シンガーだったようです。ここではアルデマーロ的な変拍子もソフト・コーラスも使われていませんが、スケールの大きなホーン・アレンジも気持ちいい、聴き逃し厳禁の絶品フリーソウル・ナンバー「PORQUE TE QUIERO」が収録されています。
WENCKE MYHRE / SAME
(POLYDOR) LP

西ドイツを中心にヨーロッパで活動したキュートな女性シンガー、ウェンク・マイヤー。その66年リリースの本作は大御所ジェームズ・ラストをアレンジに迎え、堂々とした歌いっぷりを披露した(おそらく)ファースト・アルバム。勢い良くさまざまなタイプの曲に挑戦していますが、中でも出色なのがラテン・ソフトロックとでもいうのか、とにかくGROOVYな「MANANA MANANA」というナンバー。ループするホーンとキュートなヴォーカルが強く印象に残ります。
JAMES VAN BUREN / IT'S ALL OVER
(VAN BUREN) LP

ミズーリ出身のジャズ/ブルース・シンガー、ジェイムズ・ヴァン・ブレンが自主レーベルから86年にリリースしたアルバムですが、 CDリイシュー時のタイトルが『THE JAZZY SIDE OF〜』となっていることでも判るように、本作はそのキャリアの中でもかなりジャズ寄りの内容になっています。ジョン・ヘンドリックスをもう少ししゃがれさせたような印象かなぁ。スウィンギーな「WOULD YOU BELIEVE」とアーバンなジャズ・ボッサ「IT'S HARD STARTING OVER」が聴きどころです。
GRETA Y LOS GARBOS / SAME
(FONOMUSIC) LP

メンバーにグレタという名前が見当たらないので、このスペイン人グループの名前はおそらくハリウッドの大女優グレタ・ガルボの名前から取っているのではないかと推測されます。90年リリースの本作には「恋はあせらず」「STOP IN THE NAME OF LOVE」「I WANT YOU BACK」「LITTLE BITTY PRETTY ONE」などなど、人気ナンバーのカヴァーが満載されていて、しかも使えるアレンジが嬉しい限り。「LITTLE BITTY〜」をビストロジャズ新作に収録しました。
LOS INHUMANOS / EL MAGICO PODER CURATIVO
(ZAFIRO) LP

同じくスペインのポップ・グループ、こちらは91年リリースのアルバム。ロス・ガルボスもそうだけど、ニュー・ジェネレーションということなのか、このチームもいわゆるスパニッシュっぽさ、フラメンコ的な匂いはほとんど感じません。今回の『ビストロジャズ -LA VIE EN ROSE-』に収録した「TU」は、ニック・ロウの大人気ナンバー「HEART」のスペイン語カヴァー。そしてさらにハイパー・スピードの「SHOUT」も取り上げていて、DJにうれしい作り。爽やかなコーラス・ワークも高得点です。
BEN FROM CORDUROY / FAB GUIRO!
(UNIQUE) LP

元コーデュロイのドラマー、ベン・アディソンのソロ・プロジェクトによるビートルズ・カヴァー・アルバム。ノーザン・ソングス・イン・サザン・スタイルっていう副題が示すように、ラテン・テイストをまぶしたモッド・サウンドでカヴァーしていて、意表を突かれるけど、相当かっこいいです。特に、ツゥィスティンな「I FEEL FINE」やクイーカが鳴りまくるバトゥカーダSTYLEの「HELP!」がフロア・キラーだけど、CHA CHA CHAな「WHEN I'M SXTY FOUR」など、全編いいです。
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