今月の10曲
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【COUNT DOWN PARTY 2008-2009】

昨年大晦日のカウントダウン・パーティー@オルガンバー。僕は他のCLUBに顔を出した後にオルガンに参加したので恒例のYOUさんのカウントダウンの瞬間には立ち会えなかったのですが、年明け間もないオルガンバーは、いつにも増して若いフレッシュなお客さんでいっぱい。僕も参加させてもらったDJ陣は、早い時間だった辰緒さんをはじめ、高宮さん、クボタさん、大貫さん、径さん、松田チャーベくんなどなど、オルガンバーゆかりの豪華ラインアップが今年もフロアを楽しく盛り上げ、後半は常連のお客さんや宇田川町界隈のおなじみの仲間たちも大挙参戦して、新年と振る舞いの樽酒に酔いしれました。13周年アニバーサリーから休みなしだったオルガンバーのスタッフの皆さんは本当にお疲れさまでした。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
【2/4のプレミアムカッツ2009は豪華ゲストの誕生会SPECIAL !】

来月アタマのPREMIUM CUTS2009は、我らがtomomieland、そしてQポンの誕生日を祝い、豪華LIVEゲストを招いてバースデーSPECIALを決行!まずはJAZZやPOPSなど自由で楽しい作風で人気急上昇中の4MC+1DJのHIP HOPユニットPENTAPHONIC !。さらにTHE GRASSHOPPER SETを代表してMIC Bも参戦!もちろんtomomieland、Q-Ponも自らが腕によりをかけて目出たい日を盛り上げます。そして僕のミックスするこの夜だけのためのプレゼントCDはSWEETなヴァレンタインMIX!ぜひお早めにお越しください!(本文中すべて敬称略/鈴木雅尭)
THE GRASSHOPPER SET/ レコブロク
http://batta.exblog.jp/
PENTAPHONIC / FEGGNISH
http://jp.youtube.com/watch?v=hfC_UeeKE0w
PREMIUM CUTS 2008 SCEDULE

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2009】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様にPREMIUM CUTS2009オリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

2009/2/4 wed. -PREMIUM CUTS- tomomieland & Q☆PON バースデーSPECIAL
ゲストLIVE: PENTAPHONIC
ゲストDJ: MIKE.b a.k.a. 73 Pike Set
ゲストFRIEND DJ: Q☆PON (ツチノコビート)
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, DJ OTSUMAMI, 古賀祐介 &more

2009/3/4 wed. -PREMIUM CUTS- 鈴木雅尭新CD「ビストロジャズ」リリースパーティー
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, DJ OTSUMAMI, 古賀祐介 &more

毎月第4土曜日【BLUE CAFE】
チャージ 2000yen /1d
※先着50名様にBLUE CAFEオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

2009/1/24 sat. BLUE CAFE NEW YEAR PARTY
ゲストDJ: 松田チャーベ岳二(CUBISMO GRAFICO)
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 伊藤ヒロキ, 大倉智子

2009/2/28 sat.
ゲストLIVE: BOO
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平(NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子
TWISTE ET CHANTE
RAYMOND FOL / LES QUATRE SAISONS IN JAZZ
(PHILIPS) LP

40年代から活躍するフランスを代表するジャズ・ピアニスト レイモンド・フォルが、広く知られるクラシックの名作、アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」のジャズ・アレンジに挑んだ65年リリースの異色作です。ダイナミックなホーンがおなじみの「四季」のフレーズを奏でる「LE PRINTEMPS」の1°がやはり一番の聴きどころ。ジャズ・マンボ的な弾むアレンジがフロアに映えて、生粋のジャズ・ファンには物足りないかもしれない3分強の尺も現場使いにはうれしいポイント。
PORTINHO E SUA ORQUESTRA / FOGO NOS METAIS
(CONTINENTAL) LP

ブラジルの60年代のジャズ・サンバの傑作アルバム。ピアノもギターも入った編成ながら、ここでの主役はトランペット8本、トロンボーン7本、テナー1本のホーン部隊。アルバム冒頭からいきなりテンションMAXで、練り込まれたアンサンブルがこれでもかと襲いかかります。とりわけエリス・ヘジーナ版でも知られるテオ・ヂ・バホス「MENINO DAS LARANJAS」のカヴァーが最高。"グラマラス"とでも形容したくなるような艶と迫力に満ちた演奏で私的ベスト・テイクです。
THE EDDIE THOMAS SINGERS / VOICES FROM THE APARTMENT BELOW
(FTP) LP

以前に別盤をこのコーナーで紹介した際、そのリリースが英国オンリーだったので英国のコーラス・グループと紹介してしまったけど、それより前のニューヨーク録音の本作ライナーによると、どうやらエディ・トーマスというこのグループのリーダーは、ハリウッドなどで仕事をしていたシンガー&アレンジャーのようです。パーカッシヴな4ビートの「SUMMERTIME」と、スキャットを交えた軽やかな「LET'S FACE THE MUSIC AND DANCE」が2大キラー。しびれるコーラス・ワークです。
ANDREA POZZA TRIO / DROP THIS SING
(DEJA VU) LP

パオロ・スコッティ主催のデジャヴ・レーベルから、パオロ自らプロデュースを手掛けた、アンドレア・ポッツァのニュー・アルバム。この人はIdea6やエンリコ・ラバ・クインテットのメンバーでもあり、現在の伊ジャズ・シーンで大きな注目を浴びているピアニストらしい。ネタとしても有名なテノリオJr「NEBLOSA」や、おなじみボビー・コール「PERFECT DAY」のナイス・カヴァーを収録。特に「NEBLOSA」は超短尺というオリジナルの唯一の弱点をクリアしてあまりある絶妙の出来です。
KIM SHAW & MARION COWING / INSIDE
(GOOD GUISE) LP

84年ニューヨーク録音の自主制作盤。見るからにナイトクラブ・シンガーの匂いがぷんぷん。会場(店)で手売してたんだろうなぁとか思ってクレジットを見たら、ケニー・バロン(ピアノ)とか、クラウディオ・ロディティ(トランペット)とか、ボビー・ワトソン(アルト・サックス)とか、名の通ったミュージシャンが並んでいてビックリ。実際、無名アルバムながら、ラテン・ジャズ・マナーの「I'LL REMEMBER APRIL」を始め、とてもクオリティの高いデュエット・アルバムになっています。
RAY GELATO'S GIANTS OF JIVE / GIANTS OF JIVE
(BLUE HORIZON) LP

このイギリス人ヴォーカリスト&サックスマンも以前このコーナーで別盤を紹介したような覚えがありますが、その徹底した50'sジャイヴ&スウィング・スタイルでヨーロッパで大人気のようです。89年録音の本作には、おなじみ「SING, SING, SING」をはじめ、「君住む街角」、「PLEASE MR. POLICEMAN」、「ALL THE JIVES IS GONE」、「FLYING HOME」などなど、ごきげんなダンス・ナンバーが、細かいことは言いっこなし、とばかりにぎっしり詰め込まれています。
GOODCHILD / SAME
(LES TRETEAUX) LP

僕の尊敬する某筋金入りコレクター氏のサイトでずいぶん以前に紹介され、ずっと気になっていた仏ライブラリー盤。フルートがリードを取る「CHUT BEBE DORT」やワウ・ギタートとエレピの粘っこいからみが絶品の「RETOUR DE FLAMME」といったファンキーなインスト・レアグルーヴ、メンズのハイトーン・スキャットをフィーチャーしたソフトロック「REVEIL MATIN」、ハープ・グルーヴ「LA TETE QUI BOUT」などなど、タフなボトムのゴキゲンなナンバーを多数収録しています。
REY LUI / UN NUDO EN LA GARGANTA
(DMM) LP

スペインのロカビリー&SKAバンド、レイ・ルイの88年のアルバム。アルバム・タイトル曲や「DEBES SONAR」「GIRA LA NORIA SIGUE LA VIDA」など、イカしたナンバーを収録していますが、やはり目玉はA-1のジャングル・ブック挿入歌「I WANNA BE LIKE YOU」のスペイン語カヴァー「QUIERO SER COMO TU」。いい具合にルーズな裏打ちスウィング・ビートがクセになるナイス・ヴァージョンで、最近は小沢健二の「ダイスを転がせ」と繋いで使ったりしています。
LOLITA DE LA COLINA / DESDE MI CAMA CON AMOR
(TICO) LP

メキシコ人シンガー、ロリータ・デ・ラ・コリーナがニューヨリカン・レーベルTICOから74年にリリースした作品。チャーリー・パルミエリやティト・プエンテなどそうそうたるメンバーがアレンジを担当していますが、曲調はバラードだったりポップスだったりで、サルサっぽさはほとんどありません。そんな中、ティト・プエンテ編曲のA-1のオリジナル曲「DICEN QIE ESTAMOS ENAMORADOS」が素晴らしいボッサ・グルーヴ。セブンス系メロディも疾走感あふれるアレンジも最高です。
HELENA URIBURU / COMECAR DE NOVO
(FLOBO) LP

オーガスティン・ペレイラ・ルセナのアルバムでのゲスト・ヴォーカルなどでも知られる、というより日本ではそれくらいでしか話題にならないアルゼンチン人シンガー、エレーナ・ウリブルの91年のアルバム。時代柄、ドラムの音色が電気っぽかったりするんだけど、マット・ビアンコ「SAY IT'S NOT TOO LATE」のカヴァーはマット好きを直撃するライト・ボッサ・アレンジだし、アルデマーロ・ロメロの傑作「DE REPENTE」のラテン・ディスコなカヴァーもフロアユースな嬉しい出来です。
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