今月の10曲
line
[ 戻る ] [ 2007 / 12月版 ] [ 次へ ]
[ bluecafe コーナーへ ]
久々のPREMIUM CUTSシリーズ最新作『#06 FULL THROTTLE』リリース!

◆『ビストロジャズ#03』『ビストロジャズ クリスマス&ウィンター編』を挟んで約半年ぶりのリリースとなります『PREMIUM CUTS』シリーズ最新作。“フル・スロットル”というサブタイトルの通り、今回もニュー・ディスカヴァリーや初耳カヴァーを満載して新年1月25日(月)に発売になります。

◆一曲目のアンディ・ウィリアムスによるラブ・アンリミテッド・オーケストラ「愛のテーマ」のヴォーカル・カヴァーからプレカツWORLD全開! DES'REE「LIFE」やツェッペリン「DYER MAKER」のレゲエ・カヴァー、WHAM!「CLUB TROPICANA」のキッズ・ヴァージョン、ジプシー・キングス「BAMBOLEO」の驚きの和モノカヴァー、『レザボアドッグス』で人気の「LITTLE GREEN BAG」のフレンチ・カヴァーなどなど、名曲新鮮カヴァーのオンパレード。ほかにもミッシェル・フーガン超えのミラクル・ソフトロック ローズ・ヒルやエドウィン・ホーキンス、そのミッシェル・フーガン「LA FETE」のイタリア語ヴァージョン、ダスコ・ゴイコヴィッチの代表曲「QUA VADIS SAMBA」のセルフ・カヴァーなどなど、今回もすべてが聴きどころとなった80分のノンストップMIXになっています。

◆お求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、ヴィレッジヴァンガード、ヴァージン・メガストア、チクロ・マーケット、ディスクデシネ、コーナーショップなど各レコードショップならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。

◆なお、リリース記念としまして、本作をオルガンバー・キャッシャーでお求めまたはご提示の方は、2/6と3/5のPremium Cuts2008、1/25のBlue Cafeを1000円にディスカウントさせていただきます!
PREMIUM CUTS #06 FULL THROTTLE Mixed by Masanori Suzuki
CSMP-0008/80分 1/25発売 希望小売価格1,890円 (税別1,800円)
01. INTRO...ANDY WILLIAMS / LOVES THEME
02. ARTHUR VEROCAI / BIS
03. KEI / YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
04. RUACAN / OBA OBA
05. EDWIN HAWKINS / I LOVE THE LOAD
06. VAVA / PETIT HOMME (SPANISH)
07. INTERLUDE...NADINE SUTHERLAND / LIFE
08. U-KNEEK / DYER MAKER
09. BOBBY LE CLERC / C'EST POURQUOI (LITTLE GREEN BAG)
10. LEONE DI LERNIA / GACCIA AD' AVE (I GOTCHA)
11. CHUCK BORRIS TRIO / FUNKY NASSAU
12. MICHEL FUGAIN / LA FETE (ITALIAN)
13. INTERLUDE...ROSE HILL / WASI-WALA
14. CARIOCA / MARIA
15. BILLIES / TOP OF THE WORLD
16. DISCO TEX / HOT LAVA
17. MODERN ROMANCE / JUANITA
18. PATRICIA MARX / SE VOCE PENSA
19. EIKO / LAST TANGO IN PARIS
20. INTERLUDE...LINDA / WHAT A FEELING
21. GINETTE RENO / SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
22. ULTIMATE / RITMO DE BRAZIL
23. GYPSY KIDS / CLUB TROPICANA
24. YOHNO / BAMBOLEO
25. JHO ARCHER / BATUCADA
26. DUSKO GOYKOVICH / ANTILOPE (QUA VADIS SAMBA)
27. INTERLUDE...AJI BAND / SWEET STICKY THING
28. YUCARI / FOR ALL WE KNOW

※お求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、ヴィレッジヴァンガード、
ヴァージン・メガストア、チクロ・マーケット、ディスクデシネ、
コーナーショップなど各レコード店ならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。
PREMIUM CUTS 2008 SCEDULE

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2008】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様にPREMIUM CUTS2007オリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

(1月はオルガンバー年始休暇のため、おやすみです)

2/6 wed. -PREMIUM CUTS-
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFEスタジオ), 植原良太, 仲山慶, ZOO-KA, tomomieland

3/5 wed. -PREMIUM CUTS-
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFEスタジオ), 植原良太, 仲山慶, ZOO-KA, tomomieland

毎月第3木曜日【Premium Cuts presents ビストロジャズ】
12/20 (X'MAS SPECIAL) 1/17 (NEW YEAR PARTY) チャージ 1,000yen
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 神谷直明(BOOT BEAT), 藤澤志保(GROOVY SAUCE), 遊民, 渡会英文, 藤本曜
TWISTE ET CHANTE
DANY DELMIN / PETIT MATIN DANY DELMIN / PETIT MATIN
(DISQUES BELIER) 7"

いわゆるサンバ・ロックというかボッサ・ファンクというか、そんな趣きのノリのいいPATROPIビートで人気ナンバーをいくつも放っているフランスの男性シンガー ダニー・デルマンの代表的ナンバー2曲「PETIT MATIN」「LE SHORT」のインスト・ヴァージョンをカップリングしたシングル盤。ずっと以前に小西さんに教えてもらってからずっと探していました。インストとはいえ、歌パートを厚みのあるホーン部隊が受け持っているので元来の躍動感とかかっこよさとかはまったく損なわれることがありません。もちろん現場では歌版と2枚がけです☆
DOMINGO ORCHESTRA / CHALICO DOMINGO ORCHESTRA / CHALICO
(DISQUES MAROUANI) 7"

1975年のBARCLAY系レーベルからのフランス盤シングルですが、このオーケストラの他の作品を僕は知らないし、作者のCLAUDE MORGANというシンガー&作曲家はマジックBGMの定番「オリーブの首飾り」の作者として有名ということくらいしか判りません。ともあれ本作はいかにもフレンチ・オーケストラル・ポップスらしいお洒落でグルーヴィーな傑作。ハイトーンの男性スキャットが全編を駆け抜け、ジャケのイメージ通りなにかエアライン系のCMで使われていてもおかしくないような高揚感たっぷりの胸のすく一曲です。
EDWIN HAWKINS / TRY THE REAL THING EDWIN HAWKINS / TRY THE REAL THING
(BUDDHA) 7"

今回の『PREMIUM CUTS #06』では別アルバムに収録されている泣き踊りボッサ・ソフトロック名曲「I LOVE THE LOAD」を収録しましたCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)系のミュージシャン、エドウィン・ホーキンスですが、今回は7インチに絞って紹介しているので、もっと跳ねるようなリズムにコーラスもハッピーなこの一枚を。逆サイドの「JESUS」もアッパーでダンサブルな曲ですが、宗教的な希求から聴いている訳ではない無節操な耳には“JESUS”連呼型の歌詞がちょっと重たく感じてしまいます。
CHOSEN FEW / STAND BY ME CHOSEN FEW / STAND BY ME
(HANSA) 7"

大御所TROJANレコードなどからも何枚もの作品をリリースしているジャマイカン・ヴォーカル・グループの78年のシングル作品。おなじみベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」をレゲエ・カヴァーしています。アルバムではレゲエの枠に収まらないソウル・ナンバーなども披露している柔軟姿勢のCHOSEN FEW。BPM約60くらいの本作もサビ部分では四つ打ちで倍の120にアップしたりするアレンジなので、レゲエの流れではもちろん、例えばハウスの流れから滑らかにスロウ・ダウンするときなんかにも重宝しそうです。
SILVERADO / DJOBI-DJOBA SILVERADO / DJOBI-DJOBA
(FLARENASH) 7"

ごぞんじジプシー・キングスの代表作的ヒット曲「DJOBI-DJOBA」をカヴァーした87年のフランス盤7インチ。このグループはやはり他の作品を知らないし同じ名前の全然違うバンドも複数存在するようなので詳細は判りません。アレンジはジプキンに比較的忠実ですが、四つ打ちビートがよりアタッキーで、フロア映えするフラメンコ・ダンサーになっています。サビ歌だけを生かした混声ヴォーカルもギターのカッティングも本家に負けない迫力。僕は下記の与野やLOS SOBRAOSの「WONDERWALL」とかとスパニッシュつながりで使っています。
与野 / BAMBOLEO 与野 / BAMBOLEO
(TEICHIKU) 7"

おなじくジプシー・キングスで人気の「BAMBOLEO」の和ものカヴァーで、このヴォーカリスト&ギタリストのCDアルバムからのサンプラー7インチカットです。歌詞も日本語で、尾崎紀世彦を若干若くしたような堂々と張りのあるヴォーカルが存在感抜群。SILVERADO同様に思いきり歯切れのいいスパニッシュ・ギターがいいアクセントになっていて、情熱的なホーン隊の好バックアップもあってスケール感も申し分ありません。胸のすくヴァージョンです。サンタナで知られる「哀愁のヨーロッパ」をギター・カヴァーした裏面もナイスです。
CARIOCA  / MARIA CARIOCA / MARIA
(POLYDOL) 7"

日本の誇るブラジリアン・バンドだったカリオカの87年のアルバム『SAMPO』からのシングルカット。このB面の収録された「MARIA」が、あのソニア・ローザのヴォーカルをフィーチャーしたキラー・ブラジリアン。作曲もソニア・ローザで、一連の彼女の作品の中に並べても、かなり完成度が高く魅力に満ちたダンサブルでコケティッシュなボッサに仕上っています。今さらながらですが声が可愛いですね。癒されます。ちなみにA面は同年にフジテレビ系でオンエアされた後藤久美子主演のドラマ『同級生は13歳』の挿入曲「BELL-TREE」。
ペドロ&カプリシャス / BEST OF MY LOVE ペドロ&カプリシャス / BEST OF MY LOVE
(WARNER) 7"

三菱自動車ランサーEXの発売を記念して制作されたノベルティのマキシ・シングル。「別れの朝」「ジョニーへの伝言」「五番街のマリー」などのビッグ・ヒットで一世を風靡した和製ラテン・ポップス・バンド ペドロ&カプリシャスがインスト1曲を含め4曲を提供しています。中でもフロアライクなのが、ディスコブームまっただ中の77年にEMOTIONSで大ヒットした「BEST OF MY LOVE」のカヴァー。アレンジはこのバンドのラテン風味の個性を生かしたものというよりオリジナルに忠実なディスコ路線。三代目ヴォーカルの松平直子の声が初々しいです。
LOVE MACHINE / DANCE & SHAKE YOUR TAMBOURINE LOVE MACHINE / DANCE & SHAKE YOUR TAMBOURINE
(EMI) 7"

ガラージ・クラシックスにしてサンプリング・ネタとしても有名な、ユニバーサル・ロボット・バンドの「DANCE & SHAKE YOUR TAMBOURINE」をガールズ・グループがカヴァーしたシングル盤。日本盤は「恋のファンキー・タンバリン」という“いかにも”な名前でリリースされました。この曲のカヴァーではインナー・シティ・エクスプレスのヴァージョンが有名ですが、インナー版がビートやリズムなどかなりオリジナルに忠実なのに比べ、ラブ・マシーン版はテンポが早くリズムも軽やかでヴォーカルも可愛く、僕はこちらが好みです。
MODERN ROMANCE / JUANITA MODERN ROMANCE / JUANITA
(WEA) 7"

ファンカラティーナ(当時はブリティッシュ・サルサなんていう言い方もしていたんですね)、ラテン系ニューウェーブ・バンドとして人気のモダン・ロマンス、ニッカ・ウィスキーBLACK50のCMソングとして日本で企画された83年のシングル盤。本人たちもCMに出演していたみたいですね。同傾向のファンカラティーナは彼らの作品の中にたくさんありますが、美メロっていう点でこれがすごく気に入っていて、今回のプレカツ6にも使いました。コーラスワークも絶品。パーカッション始まりのイントロもつなぎやすくて助かります。
 line