今月の10曲
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【PREMIUM CUTS#05 6/25リリース!】

◆この6月25日(月)、MIX CD最新作『PREMIUM CUTS #05』をリリースする運びとなりました。本作も、ジャズ、ボッサ、フレンチ、ソフトロック、フリーソウル、ディスコ、サンバなどあらゆるジャンルの鮮度MAXナンバーを、フロアマナー100%のスムーズなMIXワークでブレンド。

◆UNKNOWNな「ロシュフォールの恋人たち-双子姉妹の歌-」スペイン語カヴァーやディズニー「ジャングルブック-I WANNA BE LIKE YOU-」のブレイクビーツ・カヴァー、永遠のフロア・クラシックス「WACK WACK」のサイケ・グルーヴ・カヴァーを筆頭に、人気のキラー・サンバ「SAMBA SAMBA」や「COPACABANA」、G.フェイム「YEH YEH」、F.ギャル「A BANDA」、ジャクソン5「NEVER CAN SAY GOODBYE」、T.ラングレン「I SAW THE LIGHT」、P.サイモン「僕とフリオと校庭で」などの初耳カヴァーを今回も大量投入しました。

◆さらに奇跡のこみあげ系ボッサY.YAKONI、珠玉のジャズボッサO. DALLASなどのニュー・ディスカヴァリーや、R.チャールズの灯台元暗し的キラー・ボッサ・スウィングなどもしっかり押さえて、加えて日本を代表するヴォーカリーズ・チームPECOMBOのスキャットをフィーチャーしたAPRIL SETの未リリースの新曲「SCAT STREAM」もいち早く収録!ぜひお楽しみにしてください!
PREMIUM CUTS #05 MUSIC THERAPY Mixed by Masanori Suzuki
CSMP-0008/78分/帯/キャラメル 希望小売価格1,890円 (税別1,800円)
イントロ〜ザ・ブラス・リング / 男と女
マンフレッド・フェスト / ある愛の歌
マルタ / アイ・ソー・ザ・ライト
チャーリー・スタインマン / ボーン・イン・スプリング
ヌエヴァ・ジェネラシオン / イェ!イェ!
スーザン・シフリン / 僕とフリオと校庭で
キング・ルイ / アイ・ワナ・ビー・ライク・ユー
J.P.マシエラ / ターン・レディオ・オン (ワック・ワック)
インタールード〜ヤッハ・ヤルコニ / バシャナ・ハバハ
セルジオ・メンデス&ブラジル'88 / マジック・レディ
ニコール&アレクサンドラ / エル・ムジクィート
ニュー・サン・ポップ・オーケストラ / ビター・スィート・サンバ
レイ・チャールズ / ベイビー, ドント・ユー・クライ
ヘルマナス・ベニテス / ロシュフォールの恋人たち-双子姉妹の歌-
ジャクリーヌ・フランソワ / ノッサ・サンバ(ノートル・サンバ)
ギィ・マジャンタ / ノートル・サンバ
APRIL SET feat. PECOMBO / SCAT STREAM
インタールード〜ロジャー・ウィリアムス / MASHのテーマ
ニーナ・シモン / エイント・ガット・ノー, アイ・ガット・ライフ (REMIX)
ボビー・ヘブ / サニー '76
レイ・コニフ / ロウダウン
チコ・アルネス / ヒッピー・パレード (ア・バンダ)
ロッサ・ノヴァ / サンバ・ブラジル
オルケスタ・トロピカリア / サンバ・サンバ
レディー・オスミ / コパカバーナ
インタールード〜クゥ・レデスマ / ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ
マルタ / アイ・ソー・ザ・ライト

※お買い求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、ヴィレッジヴァンガード、ヴァージン・メガストア、チクロ・マーケット、ディスクデシネなど各レコードショップならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。
【7月・8月のプレカツはPREMIUM CUTS #05リリースSPECIAL!】

◆毎月第一水曜日にお贈りしているPREMIUM CUTS2007@オルガンバーですが、7月4日と8月1日は、本作のリリースPARTYとして豪華ゲストDJの参戦が決定!まず第一弾の7月4日(水)は、和モノからラテン、ブレイクビーツまでを縦横にミックスしつつ、巧みなスクラッチ、サンプラー・プレイ、マイク・パフォーマンスまで織り込んで独自のエンタテインメント・ワールドに引込んでくれる吉沢ダイナマイト氏が登場します。最新MIX CD『SUPER和物BEAT』も絶好調で、久々のオルガンバー登場に乞うご期待です!

◆そして8月1日(水)は、待望のクボタタケシ氏がプレカツ初登場!あらためて紹介の必要もないほどオルガンバーに馴染みのクボタ氏、プレカツ・レジデントの鈴木雅尭とは、各CLUBのアニヴァーサリーやカウントダウンなどのイベントを除いた本格的な共演はなんと今回が初!二人のBACK TO BACKなども計画しています。夏休み期間でもあり、盛り上がり必至!ぜひぜひ、お楽しみに!
http://www.dynamite-jp.com/
http://www.skylarkin.com/kubota.html
PREMIUM CUTS 2007 SCEDULE JUNE & JULY

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2007】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様に鈴木雅尭によるオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

7/4wed. -PREMIUM CUTS#05 リリースPARTY 前編-
ゲストDJ:吉沢ダイナマイト
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 仲山慶, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, tomomieland

8/1wed. -PREMIUM CUTS#05 リリースPARTY 後編-
ゲストDJ:クボタタケシ
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 仲山慶, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, tomomieland

毎月第3木曜日【Premium Cuts presents ビストロジャズ】
6/21 thu.  7/19 thu. 8/16 thu. チャージ 1,000yen
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 神谷直明(BOOT BEAT), 藤澤志保(GROOVY SAUCE), 遊民, 渡会英文, 藤本曜
TWISTE ET CHANTE
HERMANAS BENITEZ / LA CANCION DE LAS GEMELAS HERMANAS BENITEZ / LA CANCION DE LAS GEMELAS
(DISCOPHON) 7" SINGLE

スペインのシュープリームスと呼ばれていたかどうかは判りませんが、このグループは60〜70年代のスペインを代表するガールズ・ユニットだったようで、かなりの数の作品をリリースしています。このシングル盤はタイトルでお判りのように「ロシュフォールの恋人たち-双子姉妹の歌-」のスペイン語カヴァー。スィングフルなビッグバンドをバックに楽しく歌い上げた好ヴァージョン。今回の『PREMIUM CUTS #05』のリード・トラックのひとつです。逆サイドは「PATA PATA」。ラブリーなBOSSA「MAS Y MAS DE TU AMOR」収録の7インチもオススメです。
EARTHQUAKERS / SOUL AND ROCK SESSION EARTHQUAKERS / SOUL AND ROCK SESSION
(CONCERT HALL) LP

正体がわからないファンキー・ユニット、アースクエイカーズ。これはフランス盤だけど、歌詞は全編英語だし。いわゆるスーパー・マーケット盤みたいな“企画もの”かも知れません。まぁ素性はともあれ、タイトル通りほぼ全編ファンキーなナンバーが占めているうれしい一枚に違いはありません。「TIGHTEN UP」のカヴァーでコンピにも収録された「SOUL SAMBA」(全然サンバじゃないけど)を筆頭に、「PATA PATA」「PAPA JOE」「CHICKEN TRAIN」「PROMISED LAND」などなど踊れる曲満載。しゃがれた女性ヴォーカルも迫力満点でグッド。
YOUNGBLOOD BRASS BAND / CENTER:LEVEL:ROAR YOUNGBLOOD BRASS BAND / CENTER:LEVEL:ROAR
(OZONE) 2LP

9人編成のUSミクスチャー・ブラス・バンド、83年の2枚組アナログ・アルバム。ヒップホップの要素も取り入れ、ラップをフィーチャーした曲も聴けますが、基本はあくまで“生”。インナー・カードにも"THERE IS NO SAMPLING"と明記してあります。ときにパンキッシュなまでにゴリゴリのプレイが楽しめる本作の中で僕がフロアでよく使うのが「HUMAN NATURE」。言わずもがな、M. ジャクソンのヒット曲のカヴァーです。よく跳ねるアフロ・タッチのドラムに乗せて迫力のホーン・アンサンブルが押し寄せるナイス・カヴァー。「これ誰ですか?」率高めです。
LIFETIME / WHAT IS THIS ? LIFETIME / WHAT IS THIS ?
(BOJO) LP

83年のUSインディー・ジャズ・アルバム。ギター、ドラムスの3人編成のバンドだけど、ホーンやパーカッション、そしてヴォーカルにジャネット・プラネットをゲストとして迎えて制作されていて、選曲もアレンジもとてもカラフル。ジョン・ヘンドリックスの代表曲にしてフロア・クラシックス、U.F.O.もカヴァーした「I'LL BET YOU THOUGHT I'D NEVER FIND YOU」がオリジナル同様にドライブ感あふれるブラジリアン・ジャズ・アレンジで最高。ロネル・ブライトの「ALONE WITH MY THOUGHTS OF YOU」愁いを帯びたボッサ・カヴァーも沁みます。
OSCAR PETTIFORD / VOLUME 2 OSCAR PETTIFORD / VOLUME 2
(POLYDOR) LP

邦題は『オスカー・ペティフォードの真髄』。ディジー・ギレスピーとのコンボで世に打って出、米欧でのさまざまなセッションを重ねた名ベーシスト、オスカー・ペティフォードの55年のリーダー・アルバム。ハイライトは彼の代表作でありさまざまなミュージシャンも好んで取り上げる「BOHEMIA AFTER DARK」。ホーム・グラウンドだったグリニッジ・ヴィレッジのジャズ・クラブ“ボヘミアン”から名を取ったハードバップの名曲です。ホーンのユニゾンによるテーマがあまりにも有名。生唾もののかっこよさです。軽快なラテン・ジャズ「OSCARYPSO」も絶品。
ITHACA VOCAL JAZZ ENSENBLE/ BEAUTIFUL LOVE ITHACA VOCAL JAZZ ENSENBLE/ BEAUTIFUL LOVE
(ARK) LP

こちらは84年のNYローカル作品。ヴォーカリーズ男女計12名、バンド8名+アレンジャー、コンダクターの大所帯からなるカレッジ・バンドのアルバムで、ベテランの洒脱さは望むべくもありませんが、演奏力、歌唱力、アレンジメントは確かで初々しい魅力にあふれています。人気曲「ルート66」のごきげんなカヴァーに始まり、「おいしい水」のミッド・テンポ・ボッサ・カヴァー、ヴィクター・ヤングの名曲「BEAUTIFUL LOVE」のスウィング・カヴァー、そしてインストのブラジリアン・ジャズ「GABOO」など、聴きどころにあふれた充実の一枚です。
VA / ROCK 'N' POP meets ROCK 'N' ROLL VA / ROCK 'N' POP meets ROCK 'N' ROLL
(BEBE) LP

人気ポップス曲をロカ、スウィング、ジャイブなどでカヴァーした『MODERN & COVER』に続く、コンピ・シリーズ第2弾。シンディー・ローパーやドアーズ、バングルスなどをカヴァーした前作もとてもユースフルでよかったですが、本作もナイス・カヴァーの揃い踏み。特にディープ・パープル「SMOKE ON THE WATER」やスティーブ・ミラー・バンド「JOKER」、リッキー・マーティン「LIVIN' LA VIDA LOCA」といった選曲にニヤリ。まさにビストロジャズど真ん中。前作同様アナログLPは500枚限定プレスのようで、通し番号が書いてありました。
PUSSYCATDOLLS / PCD PUSSYCATDOLLS / PCD
(A&M) LP

アメリカで人気のダンス&ヴォーカル・ユニット。プシーキャット・ドールズの2005年アルバムのアナログ・サンプラー。アルバムもショウもすごいバジェットが投入されている鳴り物入りのグループとのことですが、その割にアナログは黒ジャケでしょぼい。いや、アナログ・サンプラーがリリースされること自体が今では豪勢なのかも。音は全体的に今様のいかにも人気の出そうなR&B系で、僕は全体にはさほど興味が持てませんが、一曲、サリナ・ジョーンズ版がフェイバリットで今でもプレイする「RIGHT NOW」カヴァーがガッツあふれるロッキン・アレンジで◎です。
SPACEBOY BOOGIE X / LET'S CELEBRATE SPACEBOY BOOGIE X / LET'S CELEBRATE
(MILD BUNCH) 7" SINGLE

PHARCYDE直系のSPACEBOY BOOGIE Xの、これからリリースが予定されているアルバム『SANOVA FRAN』からの先行シングル。「ブルーカフェのテーマ」から遅れること5年(笑)、BOB AZZAMのキラー・ナンバー「LET'S CELEBRATE」をモロ使いした必殺のヒップ・ホップ・ナンバー。目下「ブルーカフェ〜」と2枚がけ重点期間中。アルバム・リリースが楽しみです。そして逆サイドはこれも必殺「FUNKY NASSAU」にFANNIE嬢のヴォーカルを乗せたORGONEプロデュースの「FUNKY」。この7インチは何故だか日本オンリーの限定リリースらしいです。
JACQUELINE FRANCOIS / NOSSA SAMBA

JACQUELINE FRANCOIS / NOSSA SAMBA
JACQUELINE FRANCOIS / NOSSA SAMBA
(PHILIPS) EP

このコーナーだったか違う場所だったか、どこかでずいぶん前に紹介したことがあります仏映画『フランス式十戒』のサントラ7インチに収録されたGUY MAGENTAの「NOTRE SAMBA」。そのカヴァーを収めたのがこのジャクリーヌ・フランソワの4曲入りEPです。オリジナルはギターとオルガンがリードするインスト・サンバでクライマックスに子供達のコーラスが乗ってきて盛り上がりますが、ジャクリーヌ版は歌詞付きのヴォーカル・サンバ。今回の『PREMIUM CUTS #05』ではこの2曲をBPMを調整してメドレー仕立てで収録しています。ぜひ聴き比べてみてください。
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