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新年明けましておめでとうございます。大晦日、オルガンバーのカウントダウンパーティーは、今回も振る舞いの樽酒が早々と無くなるほどの大盛況(僕が一度目のDJを終えて新宿OTOにDJをしに行き、とんぼ返りで戻ってきた時には確かもうなかった)。恒例YOU★さんのカウントダウンはもちろん、小林径さん、クボタさん、WARAくん、佐野“MC”真久などなど途切れのない盛り上がりでHAPPYだったですね。僕もカウントダウン前と3時前、2回にわたってDJブースから皆さんと一緒に新年を楽しく迎えさせてもらいました。今年もオルガンバーをよろしくお願いいたします。鈴木雅尭 |
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PREMIUM CUTS 2006 SCEDULE JANUARY〜MARCH ※誕生月に入場の方、入場料無料(要ID提示)
1月4日(水)『Premium Cuts 2006 新年SPECIAL』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/AVENUE), 佐野真久, 関口紘嗣, 仲山慶, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, 宮川ともみ
2月1日(水)『Premium Cuts 2006』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/AVENUE), 佐野真久, 関口紘嗣, 仲山慶, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, 宮川ともみ
3月1日(水)『Premium Cuts 2006』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/AVENUE), 佐野真久, 仲山慶, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, 宮川ともみ
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GULLIE GRADIN / SINGS JAZZ (GG) 12"
スウェーデンのジャズ・シンガーの83年のプライヴェート・マキシ・シングル。プロデュースもご本人。アレンジを担当したU. JOHANSSONという人はホーンやピアノを担当するマルチプレイヤーで、自身のクインテットも持っているそうです。ここには4曲のスタンダードが収録されていますが、「'S WONDERFUL」と「ON GREEN DOLPHIN STREET」が特に耳に残ります。とりわけ「ON GREEN 〜」はアフロキューバン・リズムと4ビートが交錯するフロアライクなアレンジがうれしい好演。 |
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白木秀雄 / 加山雄三の世界 (東芝) LP
最近では生命保険のCMでよく見かける加山雄三が、かつてランチャーズというGS的ギター・バンドを率いていた頃作曲した曲を世界的ドラマー白木秀雄と日野皓正、稲垣次郎、大野雄二、稲葉国光というそうそうたるジャズメンたちが演じた、63年録音のアルバム。ユーロ・ハードバップのような「CRAZY DRIVING」、スウィンギーな「君の瞳の蒼い空」、「SIDE WINDER」似の「SWEETEST OF ALL」あたりが大きな聴きどころです。本作と続く第二集をカップルしたCDも最近リリースされました。 |
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LALO SCHIFRIN / BETWEEN BROADWAY & HOLLYWOOD (MGM) LP
「スパイ大作戦」「燃えよドラゴン」「マニックス」などなど、手がけたサントラ作は枚挙に暇がない名コンダクター&アレンジャーL. SCHIFRINの、これはミュージカルや映画の(自作・他作の)名曲をシンプルなジャズ・スタイルで演じたアルバム。クールなベース・リフで始まる「WHO WILL BUY」や抜けのいいリムショットが気持ちいいジャズ・ボッサ・スタイルの「SHE LOVES ME」、跳ねたドラミングがかっこいい「JIVE ORBIT」が特におすすめ。LALOのピアノは上手すぎず味があります。 |
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THE EMINENT SWING COMBINATION / WELL ORGANIZED MUSIC (NEGRAM) LP
FRANS WIERINGAのオルガンとシンセをメインにしたオランダのジャズ・トリオの77年盤。時計の音を模したシンバルで始まる「GRANDFATHER'S SWING PARTY」は、タイトルがあらわす通りおなじみのアメリカ民謡「大きな古時計」の思いきりスィングフルなカヴァー。「COFFEE SONG」はベースがうねるファンキーな8ビート・アレンジ。他にも「SUNNY」「YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE」などスウィンギーなナンバーが収録されているけど、この2曲がやっぱりダントツ目玉かな。 |
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BONG PENERA / BATUCADA SA CALESA (CBS SONY) LP
フィリピン人シンガー&コンポーザーB. PENERAの74年の2ndアルバム。全曲の作詞・作曲を本人が手がけたこのブラジリアン・タッチのアルバムはおそろしく繊細でありながらバンド・サウンド的な骨太感も備えていて、多彩な表情を見せてくれる傑作になっています。ソウル・ボッサ的趣きのデュエット曲「BEAT CONTEMPLATION」、泣きのボッサ名曲「AMANDA'S THEME」、流麗なインスト・ジャズ・サンバ「TWO THEMED SAMBA」などなど。CDリイシュー済み。アナログ化も期待大です。 |
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SHAKE / RIEN N'EST PLUS BEAU QUE L'AMOUR (ABLE) LP
東南アジア系フレンチ・カナディアン(ややこしいですね)・シンガーの78年のアルバム。ハイライトはやっぱり名画『慕情』のテーマとなったタイトル曲。いろいろな人がカヴァーしている有名曲ですが、カッティング・ギターやピアノ・リフ、軽快なリズムがこの哀切な名曲に独自の爽快感を持たせていて、ちょっと他に類似バージョンを思い出せないくらいのバージョンになっています。アレンジはGRACE JONESの「LA VIE EN ROSE」を想像してもらえるとかなり近い線です。歌もすごく上手い。 |
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NEW TOPNOTES / HERE COMES LOVE (EMI) LP
このNEW TOPNOTESはタイ人の(おそらく)ショウビズ・バンド。76年に香港で制作されたこのアルバムには、いわゆるフリーソウル系の佳曲が凝縮されています。NATALIE COLEほかさまざまな歌手のバージョンでおなじみの「MR. MELODY」をはじめ、「HERE COMES LOVE」「IF I EVER LOSE THIS HEAVEN」「YOU'LL NEVER FIND AANOTHER LOVE LIKEMINE」「SOPHISTCATED LADY」などなど、ホーン&ストリングスも効いているし、E. CHAN女史のボーカルも説得力充分で楽しめます。 |
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RENE & ANGELA / SAME (CAPITOL) LP
アメリカのディスコ・フリーソウル系デュオ、80年のアルバム。一曲を除いてすべてがこのR. MOOREとA. WINBUSHのペンによるオリジナル・ナンバーで、それらがまた粒揃いで水準が高く、シングルカットされた「LOVE WON'T SLIP AWAY」以外にも「DO YOU REALLY LOVE ME」などいい曲が収録されています。そしてそのオリジナル以外の一曲というのがEAGLESの「HOTEL CALIFORNIA」で、これも見事に粘り気のあるミッドなソウル・アレンジに変換していて聴きどころのひとつになっています。 |
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MARCIA HINES / LADIES & GENTLEMEN (MIRACLE) LP
このオーストラリア人シンガーのアルバムは「FORE AND RAIN」「JUMPIN' JACK FLASH」などを収録した『MARCIA SHINES』の方が有名で、本作がその陰に隠れたように取り上げられることが少ないのは、じっくりと聴かせるバラード系のナンバーが多いからかも知れません。しかしそんな中にあって数少ないアップなナンバー「TRY IT WTH ME」と「YOU」は、スルーがもったいないファンキーな傑作。特にRITA COOLIDGEのヒット曲「YOU」は、数あるカヴァーでもかなり上位なフロア・キラーです。 |
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朱里エイコ / SUPER SELECTION TODAY (REPRISE) LP
惜しくも58才の若さで急逝した日本のソウル・ディーバ、朱里エイコの2枚組ベスト・アルバム。ヒット曲「北国行きで」「見捨てられた子のように」などはいまあらためて聴くと和製歌謡レアグルーヴの傑作だったことを再認識できる名曲。しかしそれ以上の収穫はやはり「LAST TANGO IN PARIS」の英語カヴァー。同名映画のテーマ曲として有名なこの曲はムーディーなアレンジのインストでカヴァーされることが圧倒的に多く、歌詞付きでしかも打ってるこのバージョンはかなり貴重だと思います。 |
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