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ずいぶん久しぶりになりますが、『PREMIUM CUTS』新作をリリースします。今回はMIX CDです。実はMIX自体はずいぶん以前に完成していたのですが、パッケージデザインがなかなかうまく仕上らなくて、時間がずいぶん経ってしまいました。内容的にはテープの時から大きく方向転換とかはしていません。いままで同様の生音中心、全26曲74分のノンストップ・ミックスになっています。7月頭くらいにはDMR、JETSET他のレコード店店頭に置かれると思います。よろしくお願いいたします。
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PREMIUM CUTS CD #001 A LA MODE 例によって最近よく回している曲、新発見盤などを中心に構成しています。 |
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PREMIUM CUTS PROGRAM 2005 JUNE〜JULY〜AUGUST LINE UP 21:00 OPEN (\2,000/1D) ※誕生月に入場の方、入場料無料(要ID提示)
6月1日(水)『Premium Cuts 2005』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/AVENUE), 佐野真久, 関口紘嗣, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, おしず
7月6日(水)『Premium Cuts 2005』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/AVENUE), 佐野真久, 関口紘嗣, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, おしず
8月3日(水)『Premium Cuts 2005』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/AVENUE), 佐野真久, 関口紘嗣, 志水貴史, 植原良太, Q☆PON, おしず
■MIX TAPE -PREMIUM CUTSシリーズ-在庫取り扱いについてのおしらせ
MIX TAPE PREMIUM CUTSシリーズは、在庫僅少ながら、まだ#003〜#007はオルガンバーキャッシャーにて取り扱ってます。#001&#002
は完売となります。よろしくご了承ください。 |
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CLAUDIO RODITI / CLAUDIO! (UPTOWN) LP
「SNOW SAMBA」がクラブ・クラシックスとして人気のブラジル出身のホーニスト、CLAUDIO RODITI。ブラジル音楽を巧みに取り入れたジャズ・アルバムを何枚もリリースしていますが、SLIDE HAMPTONをゲストに招いた85年の本作ではそうしたカラーは後退し、本格的にハードバップに取り組んでいます。KENNY DORHAMのアフロキューバン・ナンバー「KARIOKA」、SONNY STITTとSONNY ROLLINSのバトルで有名な「THE ETERNAL TRIANGLE」が絶品。しびれます。 |
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SAHIB SHIHAB / SUMMER DAWN (ARGO) LP
押しも押されぬクラシックスなので今さら紹介するのも気が引けますが。FRANCY BOLAND、KENNY CLARKEなどのそうそうたるメンバーとドイツで録音した63年の本作のハイライトは、いわずもがな、SAHIBのフェイバリット・ナンバー「PLEASE DON'T LEAVE ME」。ここではBPM約110のラテン・ジャズ・スタイルで、JOE HARRISのボンゴ・ソロから始まり、終始いささかもだれることなく疾走します。僕が唯一無二、10分を超えるジャズ・ナンバーでフロアで使う曲です。 |
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TOMMY AMBROSE / AT LAST (CANADIAN TALENT LIBRARY) LP
カナディアン・ジャズ・ボーカルの79年の傑作。CBCで自分のショウ・プログラムも持っていたというこのトロント出身のシンガーは、美声という訳ではないのですが男臭いしゃがれ声でかなりいけます。GROOVYな8ビートにアレンジしたCOLE PORTERの「GET OUT OF TOWN」、軽やかなボッサ・ジャズ・スタイルになった同じくC. PORTERの「NIGHT AND DAY」がいい味。他にも「RESETTA」「COME FLY WITH ME」といったスウィング・ナンバーなど聴きどころ多数。 |
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VIC CAESAR / SAME (CHERI) LP
ニューヨークを拠点に歌に映画にステージにと、多彩な方面で活躍していたというエンターテイナーVIC CAESARの、これはファーストアルバム。MATT MONROにも似た甘くとろける歌声でC. PORTERの「IT'S ALL RIGHT WITH ME」をごきげんにスウィング。高速4ビートの「TO THE ENDS OF THE EARTH」、マンボ・アレンジの「DAY BY DAY」、じっくりと歌い上げる「THE JOKER」など、ゴージャスなアレンジで楽しく聴かせてくれます。大好きなショウビズ・ラインの一枚です。 |
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JORN GRAUENGAARD ORCH. / FEAT. DAIMI (TONO) LP
デンマークのジャズ・オーケストラが女性シンガーDAIMIをフィーチャーして制作したアルバムですね。リーダーのJ. GRAUENGAARD自らDAIMI嬢とそつのないハーモニーを披露しています。VIC CAESARと同じ「IT'S ALL RIGHT WITH ME」がここでも大きな聴きどころ。抑揚を効かせて終盤に盛り上がっていくアレンジが素敵です。スキャット・ジャズにアレンジされたブラジリアン・クラシックスの「CARIOCA」や「TOO MUCH LONGING」(CHEGA DE SAUDADE)なんかも耳に心地いい逸品。 |
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LOURDES GIL / Y LOS GALANTES (AREITO) LP
裏ジャケも素っ気なくスペイン語曲名しか書かれていなくて、この女性シンガーの素性とか一切判らないのですが、キューバで録音されたカリプソ-ラテン-ポップス・アルバムの秀作であることには間違いありません。なによりこの人の声が溌溂としていてキュートでいい。SIWでおなじみ「LA LA LA」のラテン・ポップス・バージョン、アヒル声の合いの手も楽しい「BETTY BOOP」、BLOSSOM DEARIEも歌った「YESTERDAY WHEN I WAS YOUNG」(DESDE AYER) など、選曲も憎い。 |
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PAT ROLLE / SINGS CALYPSO (CARIB) LP
「L・O・V・E」などでおなじみバハマのシンガーPAT ROLLE。彼は何枚かのアルバムをリリースしていますが、本作はタイトルの通りカリプソ・スタンダード集といった趣きの73年のアルバム。本来の立ち位置だと思われるカリプソを歌うP. ROLLEはとてもレイドバックしていて、聴いていてもとても和めます。「ISLAND WOMAN」「ANGELINA」「MALADY D'AMOUR」「"JOHN B."SAIL」といった耳に馴染みのナンバーをはじめ、全編を彩るグンベイ・ビート、楽園サウンドにうっとり。 |
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GREG YODER / DREAMER OF LIFE (NAPALI) LP
サンフランシスコで生まれジャズを基盤に音楽活動を続けた後、ハワイに移住したというシンガー・ソングライターG. YODERの移住後2年目、76年のアルバム。MOSE ALLISON「PARCHMENT FARM」やVAN MORRISON「MOONDANCE」、KENNY RANKIN「HAVEN'T WE MET」といった名曲をアコースティック・ジャズ・アレンジでカヴァーしていて、とても気持ちよく聴けます。オリジナル「SHE'S MY LADY」、STEVIE WONDER「GOLDAN LADY」も和み系フリーソウルな好演です。 |
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MARIA MULDAUR / OPEN YOUR EYES (WARNER) LP
グッドタイム・ミュージックなイメージの強いこの人は、「ブラジル」収録のご主人GEOFFとの共作『POTTERY PIE』(69年)と、「真夜中のオアシス」収録のソロ・ファースト・アルバム『MARIA MULDAUR』(73年)が有名ですね。PATRICK HENDERSONプロデュースによる79年の本作はもしかするとそこまで評価は高くないかも知れませんが、個人的には捨てがたい一枚。というのもBETTY WRIGHTの「CLEAN UP WOMAN」のナイス・カヴァーが収録されているからなんですが。 |
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TURN RADIO ON / GERARD PONTIEUX (MARCY MUSIC) LP
星の数ほどあるフレンチ・ライブラリーの一枚ですが、このレーベルはあまり馴染みがありません。このアレンジャーも、PMASSIERA-TORELLIっていうコンポーザー・チームもよく知らない人です。77年制作。全体的に8ビートのジャズ・ファンク的作品で占められていますが、表題曲の「TURN RADIO ON」なんてオリジナル曲のクレジットになってるけど、誰がどう聴いてもあの「WACK WACK」のカヴァー。しかも半端なくグルーヴィー。次の「HELP TAXI」もモロ「POPCORN」で面白い。 |
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