今月の10曲
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今月はいよいよ『ORGAN BAR 7th ANNIVERSARY at KAWASAKI CLUB CITTA'』ですね。TOP PAGEにもありますように、面子がすごい。噂ではさらにシークレットアクトもあったりするらしく、どんな夜になるのかいまから楽しみですが。そして、今月末、10月30日水曜日には我々プレミアムカッツチームも『佐野真久PRESENTSプレカツ秋の大感謝祭』を開催します。もちろんこちらはオルガンバーでささやかに。いや、盛大に。出演はプレミアムカッツオールスターズ+佐野、鈴木。水曜メンバー総登場で“ヤング(例外あり)オルガンバーの夜”を盛り上げます。さらにスペシャルゲストLIVEも予定中。そして今回は何時にご来場でもエントランス1000円。かつ、なんと10月お誕生月の人は入場無料になります(要、ID提示)。そしてそして今月から、その月がお誕生月の人は第1・2・4(&5)水曜日のPREMIUM CUTSに限り、入場無料にさせていただきます!
というわけでこれからもPREMIUM CUTSをよろしくお願いします。
みんないっしょうけんめい、まわします。
みんないっしょうけんめい、もりあげます。
みんないっしょうけんめい、のみます。のませます。
ORGAN BAR WEDNESDAY'S LINE UP 【OCTOBER & NOVEMBER】2000円 with 1DRINK
〜JAZZ、BRAZIL、FRENCH、SOUL、RARE GROOVE、BREAKBEATS、HOUSE ETC. ETC.〜

10月02日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon』
DJ:KAZI / ARAI / 佐野 / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
 (10月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))

10月09日(水)PREMIUM CUTS presents『Original Recordings』
DJ:颯波知子 / 中田裕紀 / 内柴克明 / 星野良介 / 韮澤貴彦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
 (10月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))

10月16日(水)『Organ b. WEB』
DJ:須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭

10月23日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full』
DJ:吉田広輔 / KEI / 三津木 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
 (10月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))

10月30日(水)佐野"Master D"真久 presents『プレカツ秋の大感謝祭』
DJ:PREMIUM CUTS ALL STARS with SPECIAL GUEST LIVE ※エントランスフィー1000円
 (10月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))

11月06日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon』
DJ:KAZI / ARAI / 佐野 / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
 (11月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))

11月13日(水)PREMIUM CUTS presents『Enfance』
DJ:中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 菅原信太郎 / 池谷啓介 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
 (11月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))

11月20日(水)『Organ b. WEB』
DJ:須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭

11月27日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full』
DJ:吉田広輔 / KEI / 三津木 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
 (11月お誕生月の方、入場無料(要ID提示))
TWISTE ET CHANTE
DONALD BYRD / Brass with Voices DONALD BYRD / Brass with Voices
( BLUE NOTE )

S.TURRENTINE、H.HANCOCK、F.ROACH、G.GREEN、G.TATE、J.J.JOHNSONなどなどの一流どころを率い、さらに8人の混声コーラス隊をフィーチャーしてハードバップの巨人D. BYRDが65年にリリースした、醍醐味あふれるBLUE NOTE盤。主題部分に、そして時にはアドリブパートにも絡んでくるスキャットがいいアクセント。パンチがあってカラフルでドライブしていてゾクゾクするほどかっこいい。「BROTHER ISAAC」「I.M TRYIN' TO GET HOME」など。
PABLO BELTRAN RUIZ Y SU ORQUESTA / El Baile del Ano PABLO BELTRAN RUIZ Y SU ORQUESTA / El Baile del Ano
( RCA VICTOR )

メキシコ出身のラテン・ブーガルー・マスター。P.BELTRAN RUIZという名前は知らなくても、この人の作品のラテン・スタンダードナンバー「キエン・セラ QUIEN SERA」は耳にしたことがある人が多いんじゃないかと思いますが。このアルバムではさまざまなスタイルでスタンダードナンバーをカヴァー。BOOGALOOでGO-GOなアレンジのN.HEFTI「BATMANのテーマ」、映画『ドクトル・ジバゴ』のテーマ曲「LARAのテーマ」がHIP。
THE MIRZA MEN / Beatles in L.A. THE MIRZA MEN / Beatles in L.A.
( SILVERLINE )

ラテンスタイルのアルバムをもう一枚。タイトルの通りビートルズ・カヴァー集UK盤ですが、この楽団の正体は勉強不足で皆目わかりません。一歩間違えれば退屈なビートルズ企画になるところ、タイトなリズムセクション、勢いとキレに満ちたホーン隊、コンガやティンパニーなどの炸裂するパーカス勢が「そうはさせじ」とばかりにこのアルバムをガッツあふれるナイスアルバムにしてます。「EIGHT DAYS A WEEK」「I SAW HER STANDING THERE」「I FEEL FINE」などなど。「ELEANOR RIGBY」が入ってるから、少なくともその発表年66年以降の作品。
APPLE JAM / Beatles Magic APPLE JAM / Beatles Magic
( DANSAN )

“意外に拾い物だったあなどれないUKビートルズカヴァー集”をもう一枚。スーパーマーケット・レーベルっぽいけど、BERRY LIPMANの『NIGHT OUT』とかもリリースしてるんですね、このDANSANって。こちらは79年のディスコアレンジ作品で女性ヴォーカルつき。その唄がいいです、存外に。3人くらいのユニゾンなんだけど。かなり上手い。かなり気持ちいい。「フーウッフーウッ」とか入っててもおかしくないくらいの王道DISCOアレンジだけど、演奏も骨太で嫌味なくきっちり組み立てられてます。
CHERRY KIRCHAGASSNER GROUP / Swinging Pool CHERRY KIRCHAGASSNER GROUP / Swinging Pool
( ORIX )

ドイツのライブラリーアルバム。大所帯の参加ミュージシャンから8名に1〜2曲ずつ提供させていて、そのせいか、よくいえばかなりバラエティーに富んだ構成。悪く言やぁ曲の出来不出来が激しいアルバム。そんななかで、GUNTHER LEIMSTROLLっていうGUITARISTが提供した「NOCHES DE BRASILIA」っていうBOSSAナンバーが素晴らしい。繊細な女性スキャットとギターが、切な気なメロディーを奏でてて、ドラムも立ってるしエレピ、ストリングスも心地いい秀作(この曲は)。
FLOOR VAN ZUTPHEN / Play On FLOOR VAN ZUTPHEN / Play On
( FRASCATI )

8〜9年前の甘々な米映画『忘れられない人 UNTAMED HEART』が妙に気に入っていて、それはNAT KING COLEの唄う「NATURE BOY」っていう大好きな曲(レコード)が映画のひとつのモチーフになっているからっていうのもあるんですが、同様にこのオランダ人シンガーのアルバムに手を出したのも「NATURE BOY」をカヴァーしているから。LATIN JAZZマナーの淀みないバッキングに乗って、原曲の儚い雰囲気を損なわず唄っていて好きです。他には軽快なBRASILIAN「THE SAMBA」、SCAT SWINGナンバー「HALF NELSON」など。
BOBBI MARTIN / I Love You So BOBBI MARTIN / I Love You So
( CORAL )

'60sアメリカのメインストリーム的JAZZ-POPシンガーの一人。曲によってはGIRL POP的側面も。GIRL POPといっても当時を語る便宜上のくくりであって、無論ティーン歌手のみを指しません。ちょっとハスキーな歌声はしっとりした曲でももちろん印象深いですが、おなじみ「IT'S NOT UNUSUAL」やバリバリのTWISTナンバー「DON'T LOVE ME」、LATIN JAZZライクな「ONE FOR MY BABY」などでは暑苦しくない程度に迫力化してていい感じです。早い話が好きな声のタイプ。
TSILA AVIGAD / Same TSILA AVIGAD / Same
( GILA RONIT )

ISRAEL人シンガーのNY録音作品にしてアメリカデビュー盤。それ以上の素性、他作、一切不明です。STEVE & EYDIEのバージョンで聴いて気に入っていた、(たぶん)イスラエルのスタンダードナンバー「BASHANA HABA'HA」と、似たタイプの「CHATZOT SHEL-OR」が、いわゆるひとつの哀愁系BOSSA SOFT-ROCKな感じ。アナログシンセがウニョウニョしてるのが、欧米のコード感とちょっとちがうクセのある唄メロと妙にはまってます。
CARLA ALEXANDAR / Poesia CARLA ALEXANDAR / Poesia
( MURENA )

DMRさんによるINFO.の受け売りですが、このブラジル人シンガーはJORGE.BENのバックダンサー&コーラスをつとめていたらしいです。その1stフルアルバムは、大ヒットしたBOSSA HOUSE「VOLUME」とか、ピアノ1フレーズ1ループのサンバBREAK BEATSな「THE GAME」とか、BRASILIAN HOUSE「FESTA」とか、いろいろなタイプの曲がギュッと詰まっております。表情豊かで際立って唄が上手い!とは特に思わないですが、なんか聴いててホッとする懐かしい感じのする唄声です。
BOO / Caravan BOO / Caravan
( UNIVERSAL )

MUROさんのKING OF DIGGINのメンバーBOOさんの、「SMILE IN YOUR FACE」に続くメジャーデビュー第2弾12インチ。SUNAGA t EXPERIENCEのBOSSA REMIXも収録した前作も大好きでまだまだヘビロ継続中ですが、今回も永らくのスタメン確実。“アンダルシアの秋”っていうイメージを勝手に抱いてしまったオリジナル。前作よりJAZZ度が高くなったMUROさんMIX。そしてうれしいACOUSTIC BOSSAバージョン。なにより今回も曲・詞が素晴らしい、本当に。
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