今月の10曲
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早いなぁもう夏も終りだなぁとか思っているうちに、今月末はもうブルーカフェ3rdアニバーサリーだわ、来月はいよいよオルガンバー7thアニバーサリーだわ、そのあとはすぐ佐野仕切りの秋のプレカツ感謝祭はあるわ、新曲も詰めていかなくちゃいけないわ、ブルーカフェCDのプランも進めなきゃいけないわ、周りは誕生日ラッシュだわ、知り合いは結婚するわ、クリスマスの頃のイベントの話もそろそろ持ち上がるわ、なんてそうこうしてるうちにあっという間にカウントダウンがやってきちゃったりするんだろうけど、こんなことで制作やら仕事のことやらいろいろ年内に実現しようと思っている予定に手を付けられるんだろうかとかちょっと焦りを感じてる今日この頃ですが、そんなことに関係なくプレカツはいつも楽しく盛り上がっていますのでぜひ遊びに来てください、って毎度毎度どうにもこうにもヒネリも含蓄もなにもない文章ですいません、ほんと。ぺこり。
週末、地方にいることが多かったこの夏。
いろんな人と出逢ったり、おもろいレコードを見つけたり。
このドーナツ盤もそんな一枚。ボサノバfeat.J.F.ケネディ。
PREMIUM CUTS presents WEDNESDAY'S LINE UP 【AUGUST & SEPTEMBER】
〜JAZZ、BRAZIL、FRENCH、SOUL、RARE GROOVE、BREAKBEATS、HOUSE ETC. ETC.〜

09月04日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon』
DJ:KAZI / ARAI / ATSUSI / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
09月11日(水)PREMIUM CUTS presents『Enfance』
DJ:中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 菅原信太郎 / 池谷啓介 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
09月18日(水)『Organ b. WEB』
DJ:須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭
09月25日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full』
DJ:吉田広輔 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭

10月02日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon』
DJ:KAZI / ARAI / ATSUSI / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
10月09日(水)PREMIUM CUTS presents『Original Recordings』
DJ:颯波知子 / 中田裕紀 / 内柴克明 / 星野良介 / 韮澤貴彦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
10月16日(水)『Organ b. WEB』
DJ:須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭
10月23日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full』
DJ:吉田広輔 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
10月30日(水)佐野"Master D"真久 presents『プレカツ秋の大感謝祭』
DJ:PREMIUM CUTS ALL STARS
TWISTE ET CHANTE
ARMANDO TROVAJOLI / Ieri Oggi Domani ARMANDO TROVAJOLI / Ieri Oggi Domani
( CAM )

S.LOREN、M.MASTROIANNIの『ひまわり』コンビ主演による63年オムニバス・コメディ、『昨日・今日・明日』のオリジナル・サウンドトラックはA.TROVAJOLIの作。『黄金の7人』シリーズや『SESSO MATTO』みたいな華やかさはあまり前面に出ていませんが、旋律の美しさが絶品のシンプルなピアノBOSSA『DESCANSADO』、いかにもTROVAJOLIワールドな楽しいオルガンBOSSA『MARA』など、いい仕事しています。
LES BAROQUES / Bach Corelli Vivaldi Vivants! LES BAROQUES / Bach Corelli Vivaldi Vivants!
( DISQUES VOGUE )

I.JULLIEN(tr.)、M.VANDAIR(p./or.)など、自分なんかでも名前を知ってる著名ジャズマンたちで構成され、JUMPING JACQUESでおなじみのJ.HENDRIXなどがコーラスを担当したフランスの'60sJAZZユニット。VIVALDIの曲、BACHの曲、そしてオリジナル曲などのバロック曲を4ビートでPLAY。オリジナルの「LE BON VIEUX TEMPS」や「COMPOSITION」、そして男性3人のスキャットが疾走するオーバー150BPMの「BIDULE」がクール&スタイリッシュ。
V.A. / Morphine -Mambo Jazz Club- V.A. / Morphine -Mambo Jazz Club-
( PLASTIC )

ライブラリーレーベルMUSIC DE WOLFEの60年代音源からスパイ、アクション、ミステリーなどのサウンドトラックに使われたものを中心にコンパイルしたアルバム。膨大にして種々雑多なこのレーベルの音源からJAZZ系の曲を中心に実にカラーを絞ったセレクトがなされていて、トータルアルバムとしてもレベルが高いと思います。CDもあり。「WORLD OF STRATEGY N°4」とか「MOBSTER SCENE」とか。いやぁ、かっこいい。
GEORGIA GIBBS / CaLL Me GEORGIA GIBBS / CaLL Me
( BELL )

アメリカ・ショウビズ界で50年代から活躍して何枚ものレコードをリリースしているPOP-JAZZシンガーの66年盤。軽快な『LET HIM KNOW』、愛らしいBOSSAアレンジの『CALL ME』も素敵だけど、びっくりしたのは『KISS OF FIRE '66』のイントロフレーズがまんまR.ORBISON『PRETTY WOMAN』だったこと。64年発表の『PRETTY〜』の方が元ネタなのか、ほかにあのフレーズの元祖があるのか。ちなみにDELICATESSEN MIXTUREの『PRETTY WOMAN』も最高!
MARLENE VER PLANCK / A Breath of Fresh Air MARLENE VER PLANCK / A Breath of Fresh Air
( MOUNTED )

50年代から90年代までに20枚近いアルバムをリリースしてきた人らしいです、このアメリカの女性シンガー。可憐な歌声にやられました。J.SOMMERS系かな。mid'60にリリースされたこのアルバムでは、カクテルラテンJAZZ的「I CONCENTRATE ON YOU」、スキャットBOSSA「BRASILIERO」、H.MANCINIの「子象の行進」とか楽し気に唄ってます。アレンジはご主人のB.VER PLANCK。
ELIZABETH / Quero ver de Perto ELIZABETH / Quero ver de Perto
( NATIONAL )

ブラジル人ボーカリストのアルバムだけど、これはフランスリイシュー盤らしい。迫力満点の歌声にやられました。C.SOARES系かな。全曲自作っていうのがすごい。プロデュース、アレンジはクレジットが一切なくて不明。「AFINAL DE CONTAS」はホーンが熱い粘り気たっぷりのFUNKYダンサー。「NAO FACO SEGREDO」はC.SOARESの「FEITINHA PRO POETA」にチョイ似のGROOVY SONG。
ANDRZEJ DABROWSKI / Do Zakochania Jeden Krok ANDRZEJ DABROWSKI / Do Zakochania Jeden Krok
( PRONIL )

S.GETZとも共演歴のあるポーランドのJAZZドラマー&シンガーの65年ボーカルアルバム。S.THRESSON系オヤジVOICEかな。「DO ZAKOCHANI JEDEN KROK(ON THE VERGE OF FALLING IN LOVE)」はコーラス隊も決まった開放感いっぱいのソフトロック。「TO SPRAWIL RYTM(We Owe it to Rhythm)」はM7いわく「ルグランっぽいスよね」的哀愁のJAZZ BOSSA。
NARBILD / Pastellerna NARBILD / Pastellerna
( PHILIPS )

TRISTE JANEROクローンなのはほとんどジャケだけですが。スウェーデンのコーラスグループの75年作は時代を反映したPOP-ROCK-SOULな出来上がり。ただし「BYE BYE BLACKBIRD〜LULLABYE OF BIRDLAND」はSWING MEDLEYと銘打っただけあって弾むようなSWINGアレンジが施されていて、曲後半に行くに従ってぐいぐい盛り上がっていくHAPPYな一曲。男女7人の厚みあるコーラスが勢い満点。
SYD DALE / Keyboard Collection SYD DALE / Keyboard Collection
( AMPHONIC )

50人編成のフルバンドを従え、ジャケのとおりピアノもしくはハープシコードがリードをとった78年U.K.のアルバム。JAZZ-SOUL系コンピレーションにも楽曲が収録されているらしい。格調の高いピアノの転がり方とかストリングスの配し方など、とても英国的なものを感じます。ブリリアントな8BEAT TUNE「NOTHING BUT THE TRUTH」や「HO-HO-HOEDOWN」、ピアノJAZZ BOSSA「ONLY FOR YOU」が好み。
FEZ COMBO / Follow the Spirit FEZ COMBO / Follow the Spirit
( RIGHT TEMPO )

BOSSAマエストロ、N.CONTEがプロデュースとアレンジを手がけたイタリアのJAZZユニットの95年作。打ち込みは(おそらく)一切なくて、完全なバンドサウンド。オリジナルのB.TIMMONSやA.BLAKEY、そしてT.CHASEなどのバージョンが人気の「SO TIRED」がいい。女性コーラスがついた分、他のバージョンよりカラフルな印象を受けます。男性ボーカルによる「FREEDOM JAZZ DANCE」もグー。
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