今月の10曲
line
[ 戻る ] [ 2002/ 08月版 ] [ 次へ ]
[ BLUE CAFE コーナーへ ]
『STAR WARS エピソード2 クローンの攻撃』やっと観ました。まわりでは「圧倒的な迫力と見せ場の連続で最高に楽しく、いままででベスト」っていう意見から「映像テクノロジーに頼り過ぎててストーリーが強引。感情移入できない」っていう意見まで賛否両論、さまざまな反応でしたが。確かにほぼ2時間ずっと、デジタル映像のすごみを見せつけられて、圧倒的すぎてなんだか感覚が麻痺してくるみたいな感じはありました。どう考えても旧3部作よりも過去の時代だとは思えないほどすべてが豪勢で賑やかだし。でもいろんなメカやスペースシップが次々登場するのは素直にワクワクしたし、あまり旧3部作との釣り合いを考えた描写に徹していたらそれはそれできっと物足りなかっただろうし。◯◯◯のすごいライトセーバーさばきとか、懐かしのクリストファー・“ドラキュラ伯爵”・リーの暗躍とか、楽しめるシーンもいっぱいあったから、SW好きの身としては、やっぱり大画面で観ておいてよかったっていう所でしょうか。まぁ、思い返してみても、いままでの5作それぞれ、なんだかんだ賛否両論ありましたしね。。。さて、夏休みもいよいよ後半戦、映画とか花火大会とか海とか、遊びの予定も盛りだくさんの事と思います。一日の遊びの締めくくりはぜひ、エアコンもパワーアップしたオルガンバーで。夏の宵を楽しくお過ごしください。
ずいぶん昔に入手したダースベイダー目覚まし時計。
「お前はフォースの力に抗えないぞ」っていうベイダーの声で叩き起こされる(笑)。
PREMIUM CUTS presents WEDNESDAY'S LINE UP 【AUGUST & SEPTEMBER】
〜JAZZ、BRAZIL、FRENCH、SOUL、RARE GROOVE、BREAKBEATS、HOUSE ETC. ETC.〜

08月07日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon』
DJ:KAZI / ARAI / ATSUSI / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
08月14日(水)PREMIUM CUTS presents『Original Recordings』
DJ:颯波知子 / 中田裕紀 / 内柴克明 / 星野良介 / 韮澤貴彦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
08月21日(水)『Organ b. WEB』
DJ:須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭
08月28日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full』
DJ:吉田広輔 / 佐藤淳一 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭

09月04日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon』
DJ:KAZI / ARAI / ATSUSI / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
09月11日(水)PREMIUM CUTS presents『Enfance』
DJ:中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 菅原信太郎 / 池谷啓介 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
09月18日(水)『Organ b. WEB』
DJ:須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭
09月25日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full』
DJ:吉田広輔 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
TWISTE ET CHANTE
PAUL WEST / Best Regards PAUL WEST / Best Regards
( 21 )

M. MURPHY、M. ALLISON、B. DOROUGHら、HIPな男性シンガーたちと並び称されることもある西海岸のP. WEST。この67年ローカル盤では、辰緒さんPLAYのYOUNG GENERATIONバージョンで広く知られるようになった、映画『GOLDEN BOY』のSOUND TRACK SONG「THIS IS THE LIFE」を速めのSWINGで気持ちよさそうに唄ってます。「LOVE FOR SALE」「SAVE THE BONES FOR HENRY JONES」など好SWING満載。
BILLY VAUGHN UND SEIN ORCHESTER / Michelle BILLY VAUGHN UND SEIN ORCHESTER / Michelle
( VOGUE )

50年代から活躍するオーケストラPOPの大御所、B. VAUGHNオーケストラの66年盤。全体には甘々なイージーリスニング的カヴァーが占めるけど、一曲、アニマルズやらプレスリーやらたくさんのアーティストが好んで唄ってる「SEE SEE RIDER」だけは女性ヴォーカル&GROOVYなBIG BANDサウンドで相当ごきげんな仕上がり。これはドイツVOGUE盤ですが、普通にUS盤もあります。
THE MODERNAIRS WITH PAULA KELLY / Salute Herb Alpert & the Tijuana Brass THE MODERNAIRS WITH PAULA KELLY / Salute Herb Alpert & the Tijuana Brass
( COLUMBIA )

これは楽しい。H. ALPERTとTIJUANA BRASSのレパートリーの数々をフル・ヴォーカルでカヴァー。残念ながら「BITTER SWEET SAMBA」は収録されてないけど、「TIJUANA TAXI」「A TESTE OF HONEY」「ALL MY LOVING」「ALLEY CAT」「MEXICAN SHUFFFLE」などを跳ねたシャッフルビートでウキウキカヴァー。「WAHT NOW MY LOVE」は軽快なBOSSAアレンジ。
FRANCESCO DE MASI / Alla Scoperta dell' Africa FRANCESCO DE MASI / Alla Scoperta dell' Africa
( CAM )

アフリカを題材にしたイタリアのテレビ番組のサウンドトラックアルバム。これしか判りません。F. DE MASIっていう人はイタリアで長く活躍するサウンドトラック・メイカーらしいです。冒頭、印象的なベースラインとマリンバのリフに始まり、ホーン隊がスケールの大きなテーマを奏でていくミッドテンポのJAZZナンバーのテーマ曲が本当に素晴らしい。行ったこともない雄大な大地を想像させます。
DAVE DAFFODIL & HIS HIS HONEY SAX / Thanks for Listning DAVE DAFFODIL & HIS HIS HONEY SAX / Thanks for Listning
( ARIOLA )

ホーンアンサンブルをメインに据えた70年代の西ドイツのライブラリーLPの一枚。リードはタイトル通りアルトサックス。ライブラリーにしておくにはもったいないほどの魅力的なセブンス系メロディーをもつJAZZ-GO GO「FUNNY FINCHES」が大好き。女性スキャットをからめた弾むSWINGナンバー「BIG FLIGHT」もいい。
THE MODERN TROPICAL QUINTET / Same THE MODERN TROPICAL QUINTET / Same
( RCA VICTOR )

破綻のないアレンジと選曲で聴かせる、ブラジルのコーラスJAZZアルバム。「FASCINATING RHYTHM」とか「SUAVECITO」とか。問題作はA-1のKENNY BALLの代表曲「MIDNIGHT IN MOSCOW モスクワの夜は更けて」カヴァー。イントロのGROOVYなベースリフにのって、何故か宇宙ロケット(?)発射のカウントダウン〜機内アナウンス。“間もなく雲を抜けます〜窓から右下をご覧ください、ロシアが見えます”。そしてはじまるとびきりSWINGYなスキャット。う〜ん、謎だ。
MELODIYA ENSEMBLE / Plays MELODIYA ENSEMBLE / Plays
( MELODIYA )

ロシアネタのレコードが出たところで、ロシアJAZZを一枚。強烈なボ・ディドレー・ブレイクから始まるSWINGナンバー「SONG OF WARTIME」、疾走感たっぷりのJAZZ FUNK「MORSE CODE」、高速LATIN JAZZ「I'LL WAIT FOR YOU」、そしてガッツあふれるBIG BAND SOUND「DEVIL'S WHEEL」。ひたすら熱くかっこいい73年盤。
THE COEN VAN NASSOU SWINGTETT / Swingin' the Mallets THE COEN VAN NASSOU SWINGTETT / Swingin' the Mallets
( CAMDEN )

オランダのJAZZシーンではすごくポピュラーな人らしい、このヴィブラフォン&マリンバ・プレイヤー。MAT MATHEWSのアコーディオンやPAUL RUYSのピアノとのかけあいが小粋なこの69年のSEXTETアルバムでは、S.ROLLINS「ST.THOMAS」、D.GILLESPIE「GROOVIN' HIGH」、BACH「INVENTION No.14」などをカヴァー。極め付きはきちんとリムショットの立ったBOSSAアレンジの「BATUCADA」。
MANSFIELD / Mansfield Popp EP Vol.2 MANSFIELD / Mansfield Popp EP Vol.2
( READYMADE INTERNATIONAL )

ネタの引き出しの多さとその応用力、メロディーセンスとアレンジメントアイデア、いろんな点で、聴きこめば聴きこむほど(自分が)イヤになってくるMANSFIELD。比べることさえおこがましいですが。そんなNEWアルバム『MANSFIELD POPP』からのきわめつけのHAPPYナンバー2曲「LOVE SO FINE」「MOTOR CITY POPP」を収録した7インチ。ノリくん「BOOTIES」もアナログ化おねがいします。ぜひ。
ASAYAKE PRODUCTION feat. EELMAN / Asayake Beat ASAYAKE PRODUCTION feat. EELMAN / Asayake Beat
( ASAYAKE RECORDS )

記念すべきAP-001。ついに出た、毎月第2火曜日のオルガンバー・プログラム『朝焼け番長』テーマソング。COOLなピアノループがいかしたトラックにのせて、EELMANの爽やかなライムがPARTYの雰囲気と志をダイレクトに伝えてとても楽しい。WARAくん&朝番CREWのみなさん、おめでとうございます。いつも使わしてもらってます。ブルーカフェ・チームもがんばろうっと。
 line