[ 戻る ]　[ 2002/ 05月版 ]　[ 次へ ] [ BLUE CAFE コーナーへ ] ゴールデンウィークの期間、珍しく今年は旅行をしたんですが、結局行く先々でレコード屋さんめぐり。そういえば以前、Ｋ君とパリに行ったときも地下鉄乗り継いで来る日も来る日もレコード屋さんめぐりばかりしていて、パリにいるんだか渋谷にいるんだかほとんど判らなかったことなんか思い出します。なんだかもう、進歩ないです、ほんと。 さて、話は変りますが今月29日の水曜日は、我等が佐野真久プロデュースによる＜プレミアムカッツ春の大感謝祭＞。もちろん水曜日帯のプレカツ各チームのメンバー総参加の大騒ぎでお贈りします。昨年の一回目同様、今回も24時までにご来場いただいた方はチャージ\1,000円です。振舞い酒とかフードとかも用意してお待ちしています。若手DJ一同（約一名くたびれたのもいますが）今から張り切っていますので、よろしくお願いします。 PREMIUM CUTS presents　WEDNESDAY'S LINE UP 【MAY ＆ JUNE】 〜JAZZ、BRAZIL、FRENCH、SOUL、RARE GROOVE、BREAKBEATS、HOUSE ETC. ETC.〜 05月01日（水）PREMIUM CUTS presents『Eon』 DJ：KAZI / ARAI / ATSUSI / 佐野真久 / 鈴木雅尭 LIVE:La Defonce 05月08日（水）PREMIUM CUTS presents『Enfance』 DJ：中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 菅原信太郎 / 池谷啓介 / 佐野真久 / 鈴木雅尭 05月15日（水）『Organ b. WEB』 DJ：須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭 05月22日（水）PREMIUM CUTS presents『Swing in full』 DJ：吉田広輔 / 佐藤淳一 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭 05月29日（水）PREMIUM CUTS presents『春のプレカツ大感謝祭』 DJ：プレミアムカッツオールスターズ / 佐野真久 / 鈴木雅尭 ※24時までにご来場いただいた方はチャージ\1,000円 06月05日（水）PREMIUM CUTS presents『Eon』 DJ：KAZI / ARAI / ATSUSI / 井手野敦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭 06月12日（水）PREMIUM CUTS presents『Original Recordings』 DJ：颯波知子 / 中田裕紀 / 内柴克明 / 星野良介 / 韮澤貴彦 / 佐野真久 / 鈴木雅尭 06月19日（水）『Organ b. WEB』 DJ：須永辰緒/ WARA / 佐野真久 /鈴木雅尭 06月26日（水）PREMIUM CUTS presents『Swing in full』 DJ：吉田広輔 / 佐藤淳一 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭 BILLIE DAVIS / Same ( DECCA ) 人気の「I WANT YOU TO BE MY BABY」収録、1969年産UKブルーアイド・ソウル傑作盤。MODダンサーのアイドルなんですね、この人。「BILLIE SUNSHINE」「MAKE THE FEELING GO AWAY」「I'M IN LOVE WITH YOU」などMOD POP TUNE満載。声は可愛く、音はブ厚く。ジャケ写もグー。 KIT ANDREE / You are on My Way ( HOCTOR ) シンガーでダンサーで振り付け師でディレクターでっていう才人らしいです、この女性。D.サマーのバージョンとかで有名な「COULD IT BE MAGIC」とかB.ストライサンドで知られる「I BELIEVE IN LOVE」とか、K.キングの「SNOW QUEEN」とか、GROOVYなバンドアレンジに乗せて気持ち良さそうに歌ってます。 BRUNO NICOLAI / Marquis de Sade's ( MONOAURALE ) スペイン・西独合作映画『マルキ・ド・サドのジュスティーヌ』のサントラ盤はBRUNO NICOLAIが担当。オルガン・ボッサな「EUGENIE」、マリアッチ・ラテンな「TROPICAL」、クールでスタイリッシュなジャズ・ワルツ「CIRCLE」、GOLDEN RING系のハッピー・スキャット「PARAIBA」など、多彩で粒ぞろい。 PIERO PICCIONI / Anastasia mio Fratello ( RCA ) サントラ盤をもう一枚。どうやらニューヨークを舞台にしたイタリア製（マカロニ）ギャング・ムービーらしい。そのためアメリカン・ゴージャスな曲もあったりするけど、そこはPIERO PICCIONI。小洒落たボッサ「MARIPOSA ROSADA」とか、ノワール・タッチJAZZ「GUNS CONCERTO」とか、期待を裏切らない。 MONIQUE & LOUIS ALDERBERT / Un Homme et une Femme ( SARAVAH ) P.BAROUHとF.LAIによるおなじみ「男と女」の、男と女によるダバダバ高速スキャットJAZZバージョンは、P.BAROUH立ち上げによるSARAVAHレーベル発の7インチ。途中サビメロパートでスロウなボッサになり、また高速４ビートに復帰するところがスリリング。スキャットの巧みさが半端ない。 PARIS STUDIO GROUP / Voices in the Wind ( SYLVESTER ) ライブラリー大手SYLVESTERの10インチ。A-1「ACCROCHE-TOI CAROLINE」が「CHA BA DA BA DA」の流れを汲む高速スキャットJAZZ。女性スキャットとユニゾンで走るトロンボーンや、チェンバロの早弾きがいかす。タイトル曲はオルガンと女性スキャットがリードをとるGO-GOサウンド。 TONY KINSEY, PETE WINSLOW / Summer Songbird ( DARE DARE ) 同じくライブラリー大手レーベルKPMの1000シリーズの音源からブリリアントなスキャットナンバーを集めたNICEコンピレーション。「MALIBU BEACH」「SAN FRANCOSCO」「BEACHCOMBER」「THE SOMBRERO」そしてタイトル曲など爽やかなナンバーばかり。これからの季節にぴったり。 KOVA'CS KATI / Suttogva es Kiabalva ( QUALITON ) ハンガリーの女性シンガーは、東欧のシンガーの人に割と多い（ような気がする）タフで硬質な唄いっぷり。ホーンの効いたダイナミックなソウルナンバー「EGY BOLONDOS ALOM」、フレンチライクな「MOST KENE ABBAHAGYNI」や「VESD BELE A FEBA」、ゆったりしたSWINGナンバー「BANT A FENY」など。 TOM & DITO / Obrigado Corcovado ( TAPECAR ) アッパーなPOPサンバが得意らしいブラジルの男性デュオ。「CAPIM BARBA DE BODE」「JANDIRA」「ALAGADOS」とか、ホーンも勢いがあるしスキャットも多用されていて思わず腰が浮く。「MINHA GENTE」「AMANHANGA」はかなり押しの強いレアグルーヴ。かっこいい。 BERNDT ECERBLADH / Play the Organ with a Swing ( NASHVILLE ) 最近またリイシューCD化されたDORISの熱唱でおなじみの「THE BEATMAKER」の作者であるスウェーデン人オルガンプレイヤーのリーダーアルバム。全曲オリジナル3分台のORGAN MOD JAZZ。キレのいい「6.6.66」「FUZZ」など。もちろん「THE BEATMAKER」もばっちり。