今月の10曲
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毎年、冬を迎える度に必ず何回か高熱と咳でダウンしてしまうので、この冬はめずらしく昨年のうちに病院でインフルエンザの予防接種を受けまして、おかげで今回は微妙に風邪っぽいくらいのことはあったけど寝込むほどじゃなくてホッとしていたら、先だって6〜7年ぶりに花粉症を発症。医者で鼻に管を通して投薬したり洗浄器で眼を洗ったり飲み薬を処方してもらったりした年からずいぶんの間なんともなかったのに、また突然やって来ました。前回ほどひどくはないけど、それでも日によってくしゃみと鼻水が出だしたら止まらなくて、ブルーカフェの日なんて三谷君と東君と三人とも症状がひどくてブースでうつむいて回していて鼻水が垂れてこないようにみんな必死でした。きたない話だけど。花粉症って言っても40種類以上の植物が原因として確認されているみたいだし、実際難儀な話ですね。グス。
PREMIUM CUTS presents WEDNESDAY'S LINE UP 【MARCH】
〜JAZZ、BRAZIL、FRENCH、SOUL、RARE GROOVE、BREAKBEATS、HOUSE ETC. ETC.〜

06日(水)PREMIUM CUTS presents『Eon
DJ: KAZI / ARAI / ATSUSI / 佐野真久 / 鈴木雅尭  LIVE:La Defonce
13日(水)PREMIUM CUTS presents『Enfance
DJ: 中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 菅原信太郎 / 池谷啓介 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
20日(水)『Organ b. WEB
DJ: 須永辰緒 / WARA / 佐野真久 / 鈴木雅尭
27日(水)PREMIUM CUTS presents『Swing in full
DJ: 吉田広輔 / 佐藤淳一 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅尭
TWISTE ET CHANTE
ALIZA KASHI / Same ALIZA KASHI / Same
( JUBILEE )

こってり濃い口の巻き舌歌唱や名前の雰囲気からイタリア系シンガー?とか憶測しますが、ただの憶測で知識も根拠もありません。アメリカのMERV GRIFFIN SHOWっていう番組でも1年以上唄っていた人らしい。「BERIMBAU」はTONY HATCHの「LATIN SATIN」にも似たグルーヴィーアレンジ。「BILL BAILEY」はオルガン付きファンキーナンバー。
ELKIN & NELSON / Same ELKIN & NELSON / Same
( CAYTRONICS )

TWO MAN SOUNDのカヴァーバージョンが人気の「SAMBA SAMBA」のオリジナル版収録75年アルバム。濃い口って言えばこちら強烈に濃いキャラの兄弟二人組は、よほどこの「SAMBA SAMBA」が気に入っているのか実質続編の「CHEVERE」も熱く披露。全体通してアコギカッティングがポイント。
DELLS / It's Not Unusual DELLS / It's Not Unusual
( VEE-JAY )

もちろんタイトル曲もいいけど、このアルバムでのDELLSの良さは、圧倒的にJAZZアプローチの曲(だと自分は思います)。ハイテンポのスウィングナンバー「JEEPERS CREEPERS」、「WORKSONG」も顔を出す「WITCHCRAFT」、ごきげんなJAZZ-GOGO「ALEXANDER'S RAGTIME BAND」などなど。
RICARDO RICCIONE AND HIS HOLIDAY BAND RICARDO RICCIONE AND HIS HOLIDAY BAND
( BERRY MUSIC )

マリンバとフルートのリードが特長的なライブラリーアルバムは74年UK盤。BERRY LIPMANとかBAJA MARIMBA BANDとかのスキャット抜きっていう感じ。「TAXI TO RIO」とか「GUARACHA CUBANA」とか「COPACAVANA」とか。
COMUNICACAO NACIONAL / Same COMUNICACAO NACIONAL / Same
( DISCOFAM )

数あるカヴァーヴァージョンの中でもこのアルバムの「MARACATU ATOMICO」はかなり好きな方かも。OSMAR MILITO版ほどのパンチはないけど、ちょいと枯れた声質の女性ヴォーカルの、スキャットを交えた大人なノリと厚いコーラス隊が気持ちいい。もろフレンチ・ガールポップな「DIA D」なんてのも収録。
MILTON PAVEZZI E SEU CONJUNTO / Same MILTON PAVEZZI E SEU CONJUNTO / Same
( MUJICOLOR )

ブラジル盤をもう一枚。ジャケ通りブラスアンサンブルが売りの、楽団ものカヴァーアルバム。全体にはそこはかとなく営業系ムード楽団的な雰囲気で和んじゃいますけど、CHICO BUARQUEの代表曲「SONHO DE CARNAVAL」のカヴァーは、芯のあるJAZZ & BOSSAでオリジナルにも負けない高揚感。
LUCJA PRUS / Same LUCJA PRUS / Same
( WIFON )

ポーランドの(ちょっとウィスパー入った)女性JAZZシンガーLUCJA PRUSの81年作。ジャケの意図とか不明ですが、中身はオーソドックスだけど気持ちいいJAZZボーカル集。「GLUPI ALBO GRA」とか「COS NIE TAK」とか「W SRODKU WAZNYCH DAT」とか、この人はBOSSAテイストの曲が好きらしい。
ORCHESTRA G.FENATI / Michigan ORCHESTRA G.FENATI / Michigan
( ARISTON )

アカデミックな知識なんて全く無くてこんなレビュー書いているから、氏素性も判らずきちんと紹介できないアーティストも多数。これもそんな一枚のイタリア盤7インチですいません。ホーンが炸裂するビッグバンドスタイルのダイナミックなソウルナンバー。かっこいいです。
EMMINA / Alison EMMINA / Alison
( GRIOT )

オルガンバー<もうこはん>でもおなじみのはせはじむさんプロデュースによる7インチは、エルビス・コステロの名曲「ALISON」のカヴァー×2バージョン。可愛くも存在感きっちりのヴォーカルもアレンジも素敵で最近使い倒し。特にB面のSALSAバージョンをよくかけさせてもらっています。
AFRICANISM / Tourment D'amour AFRICANISM / Tourment D'amour
( AFRICANISM )

これはYELLOWプロダクションのアフロハウス部門レーベルなんでしょうか? ともあれアフロフィールあふれる女性MC(何を言ってるかもてんで判らないで、なんだけど)と、ギターとユニゾンで唄われる主メロディーのスキャットがナイス。全体に勇気あふれる力強い音。印象に強く残ります。
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