今月の10曲
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若手中心のバラエティ豊かなDJチームが週替わりで登場し、佐野真久と鈴木雅尭のサポートでお届けしている毎週水曜日のオルガンバーですが、学生チームの就職によるイベント一時休止などで、このところ若干のチーム変動もあり、ここであらためて各チームからのコメント、そして各個DJのプレイスタイルなどを簡単にご紹介したいと思います。ぜひ遊びにいらしてください。一堂、お待ちしています。
  
PREMIUM CUTS presents WEDNESDAY'S LINE UP
毎月第一水曜日『Eon』
Eon=「永遠」「永世」というイベント名が示す通り、それぞれのDJがそれぞれのスタイルでつくり出す音楽空間が楽しく継続されるイベントに育てていきたいと思っています。
DJs:
KAZI/SOUL、DANCE CLASSICSなど。
ARAI/HOUSE中心。
ATSUSI/BRAZIL、JAZZなど。
LIVE:La Defonce/内野真規子(VOCAL)、岩渕 勝(PRODUCE)からなるサウンドユニット。
CLUB SOUNDの枠にとらわれないライブを楽しんでください。

奇数月第二水曜日『Enfance』
いい音楽と旨い酒。一人で遊びに来てくれた人でも帰るときには仲間がいっぱい出来ているような肩の凝らないパーティーを目指します。接待します!
DJs:
中村陽一郎/フェイバリットのブラジルものを中心に、Soul,Jazz,Houseなど。
中島雄一郎/House,Hiphopなどの打ち込みもの中心に、場をギュッと引き締めます!
菅原信太郎/House,Freesoul,Frenchなど。
池谷啓介/Jazz,Brazil,French,Rockなど生音中心(実はニルヴァーナ関連ものコレクター)。
Enfance HP http://isweb41.infoseek.co.jp/art/enfance/

偶数月第二水曜日『Original Recordings』(NEW PARTY) エルヴィス以前、最もヒップな音楽だったスイング。90年代に掘り起こされた様々な音楽たち。スイングを一つのキーワードに各時代を網羅したいと思います。平日の夜中にいい大人がドンチャン騒ぎ。でもピーク・タイムにオイ・コールはやめてください。
DJs:
颯波知子/楽しい雰囲気をみんなで作りたいです。
中田裕紀/love! peace! smile!
内柴克明/一体感のあるイベントにしたいと思います。
星野良介/楽しい酔っ払いになりたいと思います。
韮澤貴彦/イベントの次の日は仕事休みます。

   
毎月第三水曜日『Organ b. WEB』 月に一度、平日のオルガンバーで辰緒さんのDJが楽しめるスペシャリテ。国内外の腕利きDJが飛び入り参加することもたまにあり。
DJs:
須永辰緒/WARA/佐野真久/鈴木雅尭/withスペシャルゲスト(不定期)

毎月第四水曜日『Swing in full』 コンセプトは、「コール&レスポンスと居心地の良い空間」です。ぜひ遊びに来てください。
DJs:
吉田広輔/意外性、FUNKYでGROOVYな音。
佐藤淳一/温故知新、ソウル色。
西宮/スムースな遠近感、ミクスチャー。
仲山慶/幅広さ、U.K.SOUL。

■第五水曜日『(企画募集中)』


就職でイベントを卒業する『組曲』チームのみんな(佐々木 実/TETSU/吉田祐輔)、お疲れ様でした。またオルガンで呑みましょう。
TWISTE ET CHANTE
THE WINTON KELLY TRIO / It's All Right ! THE WINTON KELLY TRIO / It's All Right !
( VERVE )

マイルス・デイビスを支えてきたイーストコーストのピアニストの、ジャケもかっこいい64年のリーダーアルバム。グローフェ『グランドキャニオン組曲』の「ON THE TRAIL」がいかしたSHAKEに。ジャズボッサ「THE FALL OF LOVE」も艶っぽいです。
DIONNE WARWICK / The Sensitive Sound of DIONNE WARWICK / The Sensitive Sound of
( PYE )

名コンビ、バカラック&デイヴィッドのプロデュースによるこの65年作には、シャリー・バッシーやナンシー・ウィルソン、ケティ・レスターなどもカヴァーする「YOU CAN HAVE HIM」を収録。ホーン、コーラス隊など、どんどんビルドアップしていくアレンジがかっこいい。
DELIRIOUS SOUND / Same DELIRIOUS SOUND / Same
( TAPECAR )

男女混声コーラスと、オルガンやホーンをフィーチャーしたバンドサウンドによるカヴァー集。ブラジル盤で割と耳にしがちな音でパンチもさほど強くないけど、個人的に好きな「VOCE ABUSOU」「O CAFONA」「SHIRLY SEXY」のヴォーカル・バージョンが収録されているので。
TWO MAN SOUND / Disco Samba TWO MAN SOUND / Disco Samba
( BREAK RECORD )

「SAMBA SAMBA」のカヴァーが大人気のこの80年代ユニット。これは「ZAZUEIRA」「TAJ MAHAL」「UPA NEGUINHO」「BRIGITTE BARDOT」「PAIS TROPICAL」「BRAZIL」「NEGA」「TRISTEZA」などおなじみのブラジリアンソング満載のメドレー12インチ。
LOUIE AUSTEN / Amore LOUIE AUSTEN / Amore
( CHEAP )

「DISCO SAMBA」からの流れでいやらしい感じの男性ヴォーカルものパーティーサンバハウス(こんな形容、ありなんだかどうだか)を。バックの女性スキャットや要所要所の囃し声、シャッフルギター、サンバ系鳴りものモロモロ、ホーン、ストリングス、こぞってHAPPY。
LAVA / Aile Alegria LAVA / Aile Alegria
( Breed )

J-WAVEで偶然聴いて、気に入って、問い合わせて、探したアナログLP。丁寧なプログラミングによるタフなリズムとオーガニックなバンドサウンドがとても自然に解け合った、日本発のブラジリアンソング集。「AILE ALEGRIA」「RIDE ON A TUBE」「SING」など。
LOS LADRONES / Montana Rusa LOS LADRONES / Montana Rusa
( Earthproject )

“手練のバンドサウンドとプログラミングによる女性ボーカル&スキャットをフィーチャーしたブラジリアンサウンド”、なんていう凄ぇ乱暴な括り方だけど、LAVAと並べてみたくなるUKのLOS LADRONESは、CHRIS BEMANDのプロデュース。タイトル曲12インチに収録のREMIXも好み。
NINA & FREDERIK / DAWN NINA & FREDERIK / DAWN
( Metronome )

60年代頭から長いキャリアを持つ、デンマーク出身のデュオ。アルバム&シングル多数。静かでフォーキーなものが多いみたいなんだけど、この67年のアルバムは大人数のホーン隊まで参加したバンドサウンドでロックのニュアンスもあってグルーヴを感じます。
CRAZY CASEY / Beast and I CRAZY CASEY / Beast and I
( Polydor )

同じポリドール所属だったゴールデンイヤリングスをバックに、三つボタンのスーツに細身のタイでハモンドを弾きまくり飛ばしまくるMODなおっちゃんCRAZY CASEY。「MURPHY」はリー・モーガンの「SIDEWINDER」によく似た印象のハイテンションなGO-GO JAZZ。
PAUL ANKA / Songs PAUL ANKA / Songs
( RCA )

この人も演ってた「BRAZIL」のカヴァー。知らなかった。「ESO BESO」でおなじみのポール・アンカ。ドン・コスタ率いるビッグバンドのゴージャスなサウンドにのせてのびのび気持ち良さそうに唄ってます。ドイツ版ベストアルバムに収録。初出は不明です。
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