今月の10曲
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5月〜6月上旬。梅雨入り前の、一番好きな季節です(更新されるころには梅雨入りしてるかも)。なのに今年も風邪をひいてしまいました。着込み過ぎて汗をかいたり、薄着し過ぎて寒気を感じたり、振り幅の多い気候に体温調節がついていけなくて、扁桃腺がかなり腫れてしまい。部屋に残ってた市販の風邪薬やのど飴、のどスプレーなんかでシュッと治そうと思ったんだけどどうにも良くならなくて、医者で薬を処方してもらってやっとラクになりました。まわりでも意外とこの時期に風邪をひいてる人は多いみたいで。ギョーザ店長のコラムにもあるように一部で何故か大ブレイクした風疹はなんとかもらわずに済んだんですが。みなさんもこの季節、油断から体調を崩したりしないようにぜひ気をつけてください。元気で楽しくオルガンバーで呑みましょう。
PREMIUM CUTS PRESENTS NEW PROGRAM
- JUNE & JULY - LINE UP (\2,000/1D)

※誕生月に入場の方、入場料無料(要ID提示)

06月04日(水)『CROSS FADER』
DJ: 佐野真久 / 吉田広輔 / KAZI / 中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 中山慶

06月11日(水)『SOUVENIR』
DJ: 鈴木雅尭 / 池谷啓介 / 宇田悠也 / 橋本好真 / 星直人 / 菊地良介

07月02日(水)『CROSS FADER』
DJ: 佐野真久 / 吉田広輔 / KAZI / 中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 中山慶

07月09日(水)『SOUVENIR』
DJ: 鈴木雅尭 / 池谷啓介 / 宇田悠也 / 橋本好真 / 三津木 / 菊地良介
TWISTE ET CHANTE
ASAYAKE PRODUCTION ASAYAKE PRODUCTION
free throws of aman / 4 worrds handens

( EP/Asayake Records/High Contrast )

ずいぶん久々の7インチ特集です。まずはダブスタやマエカブとともにMYローテ入りの純血パワーヒッター。WARAくん主催の朝焼けプロダクションのNEWシングル。2枚めにして早くも円熟の境地か。いやいや、若さはつらつ右脳いきいき。ジャズ・ヒップホップかヒップホップ・ジャズかブレイクビーツ・ジャズか、まぁそんなことはどうでもよくて、ともかくAB面とも本当にかっこいいし音がいい。
WESS & THE AIREDALES WESS & THE AIREDALES
just tell me / crazy

( EP/DURIUM )

イタリアのFUNKユニットWESS & AIREDALESが68年のお色気サスペンス『狂った蜜蜂』、69年のお色気コメディ『VEDO NUDO』というイタリア映画の挿入曲を唄ったお色気スプリット・シングル。ちなみに『狂った〜』の作曲&音楽監督はP. UMILIANI。『VEDO〜』のそれはA. TROVAIOLOIという豪華カップリング。両面とも相当いけてるノリノリMOD SOUL。ジャケも最高ッス。
TULLIO GALLO & HIS TRUMPET TULLIO GALLO & HIS TRUMPET
modesty blaise / nata libera

( EP/CMS )

66年のイギリス映画『唇からナイフ』のかのテーマ曲をイタリアのジャズ・コンボT. GALLO & HIS TRUMPETがHIPにカヴァー。のっけのギターのカッティングからアタッキーなベースライン、パンチあるドラミングに歯切れのいいホーン部隊。どこを切っても血が騒ぐハイテンション・ナンバー。2分強と短いけど。逆面『野生のエルザ』のテーマのカヴァーはムーディー。
IVAZANICCHI IVAZANICCHI
ford apre la vie / l' altalena

( EP/FORD )

以前PRONTOで渡辺君が紹介していたS. JONES唄うところのFORD自動車のCMソング「FORD LEADS THE WAY」の、こちらはイタリア版。唄うはイタリアのベテラン・シンガーI. ZANICCHI女史。正統ソフトロックなS. JONES版よりBPM早め。チャキチャキの巻舌系も相まって下町パワーな印象のGO-GOチューン。ジャケの各国語タイトルの分だけバージョンあり?どうなんだろう。
HEARTS OF SOUL HEARTS OF SOUL
sing a simple song / dream

( EP/BASART )

うーん、イタリアなんかからもアルバムが出てるし、この7インチのレーベルはオランダだし、唄ってるのは英語だし、知識がおっつかなくてどこの国のアーティストか判りません。ともかく元気印ガーリー・グループの唄う、おなじみ「SING A SIMPLE SONG」。SLY & THE FAMILY STONE版、KARRIE BIDDELL版にも負けない高血圧バージョン。終盤のクラップもいい感じ。
ET LES STANDARDISTES ET LES STANDARDISTES
gaston, y' a l' telefon / par suite d' encombrement

( EP/POLYDOR )

ご存じNINO FERRERの「LE TELEFON」のカヴァーは、ちょっとサイケファンクな匂いもする91年フランス盤。同じくN. FERRERの「LES CORNICHONS」のハモンド・フレーズなんかも飛び出すPARTYチューン。うっすらエフェクターを通したようなダミ声リードヴォーカルを飾り立てる女子コーラスチームもじゃじゃ馬ノリで楽しい。B面はうって変わってクールなACID JAZZ。
MARTINE CLEMENCEAU MARTINE CLEMENCEAU
mon pays tropical / un jour l' amour

( EP/BARCLAY )

B面に、フィルも迫力満点のガッチリした8ビート・ドラミング&剛健なホーンとチャーミングなヴォーカル&コーラスのコントラストがおもしろいJORGE BEN『PAIS TROPICAL』のフレンチ・カヴァーが。プロデューサーはフランスのトランペット奏者&アレンジャー、IVAN JULLIEN。セルジオ・メンデス版と並んで好きなヴァージョン。A面は、まったりフレンチPOPS。
CHRISTINE NERAC CHRISTINE NERAC
je t' aimais tant / liverpool / etc.

( EP/FONTANA )

僕はなじみの無かったフレンチ・シンガーですが、これは60〜70年代の売れっ子アレンジャーだったらしいJEAN BOUCHETYの楽団をバックに唄った、「ジャズる心」ライクなSWINGYナンバー「JE T' AIMAIS TANT」を収録したマキシ・シングル。フレンチの巨人CHARLES AZNAVOURの手によるこの作品。機会があったらオリジナルもぜひ聴いてみたい。
GLORIA LASSO GLORIA LASSO
desafinado / eso beso / etc.

( EP/LE VOIX DE SON MAITRE )

パリに渡ったメキシコ人、なんですってこのG. LASSOっていう女性。このマキシ・シングルではA面でメキシコ・ナンバーを、B面でBOSSA NOVAスタンダードを唄っています。しっとりしたアレンジのボッサ「DESAFINADO」は、微妙にヴィブラート過剰でちょっと大仰かな。軽快なリズムの「ESO BESO」の方が聴きやすくノリやすい。フランス語版っていうのも新鮮だし。
BORIS BORIS
rosemarie / teresa

( EP/SVENSKAMERICAN )

スェーデン・シンガーBORIS氏唄うところの「TERESA」、すなわち「TRISTEZA」。同タイトルのスェーデン語バージョンではLILL. LINDFORS版がおなじみですが、HAPPY SAMBAなアレンジはそれに近い線。ただしラララ・コーラスはヤンギーな男性VOICE。男性ヴォーカルの「TRISTEZA」にLILL版みたくあどけない子供コーラス隊は?かも知れないし、これはこれでいいかも。
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