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VI REDD / BIRD CALL (UNITED ARTIST - 1962)
女流サックス奏者、ヴォーカリストのVI REDDがCHARLIE PARKERに捧げたアルバム。ROY AYERSはほぼ全ての楽曲に参加していて「PERHAPS」ではテーマとファースト・ソロも任されております。彼女の歌も良く「SUMMERTIME」が好きでDJで掛けたりもします。ROY AYERS最初の吹き込みなのかな。 |
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CURTIS AMY / WAY DOWN (PACIFIC JAZZ - 1962)
この時期のROY AYERSの後見人的な方、サックス奏者CURTIS AMY。メンバーはVICTOR FELDMAN、MARCUS BELGRAVE等の三管にヴァイブ。この時期の彼のクレジットが「RON AYERS」になってるんですけど、誤植ではなくその様に名乗っていたのでしょうね。クソかっこいいワルツ「LIBERIA」など。 |
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CURTIS AMY/ TIPPIN’ ON THROUGH (PACIFIC JAZZ - 1962)
CURTIS AMYのライヴ盤。メンバーは先の「WAY DOWN」の縮小版的な二管セット。AMYのオリジナルは2曲あって1つは「FUNK IN THE EVENING」というブルース。そして「FOR AYERS ONLY」という愛されナンバーを頂いてROY AYERSのヴァイブもスウィング。ここでもクレジットはRONですね。 |
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ROY AYERS / WEST COAST VIBES (UNITED ARTISTS - 1963)
ROY AYERSのファースト・アルバム。メンバーは盟友JACK WILSON、CURTIS AMY等。オリジナルの楽曲は2つでワルツの「RICALDO’ DILEMMA」が良いです。そしてJACK WILSONがEARL ANDERZAに提供した「OUTA SIGHT」を取上げています。どちらもAMYのソプラノと共にもモーダルな楽曲。 |
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THE JACK WILSON QUARTET / THE JACK WILSON QUARTET (ATLANTIC - 1963)
60年代に長く一緒に活動するピアニストJACK WILSONの初リーダー録音。ブラジル好きの彼らしい「CORCOVADO」のカヴァーや、お得意の早弾き系「JACKLEG」、長尺で上品なワルツ・ナンバー「NIRVANA & DANA」は、以前第二回でKIRK DIGIORGIOのお気に入りとして紹介させて頂きました。 |
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GERALD WILSON ORCHESTRA / ON STAGE (PACIFIC JAZZ - 1965)
ウェスト・コーストのミュージシャンを集めたGERALD WILSONのビッグ・バンドで、ROY AYERSのヴァイブも大きくフィーチャー。HUTCHERSONやFELDMANも招聘されていた期間あり。「RICARDO」というモーダル・ワルツ。GERALD WILSONの義理の息子がSHUGGIE OTISという薀蓄を1つ。 |
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JACK WILSON / PLAYS BRAZILIAN MANCHINI (VAULT - 1965)
タイトル通りのMANCHINIの楽曲をボッサ・カヴァーしましょう。というアルバム。ROY AYERSは色を添える程度かな。メンバーはCHICO BATERA、SEBASTIAO NETO、TONY BRAZIL名義で参加のANTONIO CARLOS JOBIM。アルバム通してのボッサ・リズムなので単調と言えば単調。そしてお上品。 |
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THE JACK WILSON QUARTET / RAMBLIN’ (VAULT - 1966)
ジャケ裏のライナーではWILSON AYERSの双頭バンド的なを紹介されています。COLEMANの「RAMBLIN’」、COLTRANEの「IMPRESSION」等を取り上げつつ「SANDPIPPER」をオーケストラルにカヴァー。「SIDEWINDER」もパワフル、WILSON節全開のジャズ・サンバ「PENSTIVA」も最高。 |
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JACK WILSON / SOMETHING PERSONAL (BLUE NOTE - 1966)
JACK WILSONはこの盤でROY AYERSと袂を分かちます。続盤は「BLUE NOTEにメンバーを無理やり決められたから嫌い」みたいなことを言ってるので色々あったのでしょうね。勿論全編にROY AYERSのヴァイブ。CHARLES WILLIAMS JR名義のBUSTER WILLIAMS参加の2曲が妖しいです。 |
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ROY AYERS / VIRGO VIBES (ATLANTIC - 1967)
CHARLS TOLIVER、JOE HENDERSON、HAROLD LAND、JACK WILSON、BUSTER WILLIAMS等。「THE RINGER」はほぼ同時期にTOLIVERも取り上げていた楽曲。オリジナルの楽曲も幾つか取り上げていますがオーソドックス・スタイルな好曲。「VIRGO RED」というアルバムも作る彼は勿論乙女座。 |
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ROY AYERS / STONED SOUL PICNIC (ATLANTIC - 1968)
LAURA NYROのタイトルと陽気なジャケットでライトな先入観を持ちがちですが、スピリチュアル・ジャズ路線で言えばROY AYERSの最たる盤。CHARLES TOLIVER、GARY BARTZ、HUBART LAWS、HERBIE HANCOCK等。TOLIVERの「LIL’S PARADISE」やワルツ「WHAT THE PEOPLE SAY」 など。 |
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ROY AYERS / DADDY BUG (ATLANTIC - 1969)
HERBIE HANCOCK、BUSTER WILLIAMS、JEROME RICHARDSON等。この頃のATLANTICはイージー路線とポスト新主流派路線がアルバムに半々で入ってるのがお約束なのですが、この盤もJOBIMやBACHARACH、LAURA NYLOなんかのカヴァーが入ってます。一曲と言われればタイトル曲の「DADDY BUG」。 |
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ROY AYERS QUARTET / ALL BLUES (COLUMBIA - 1969)
HERBIE MANN来日時にROY AYERSは3枚録音しています。HERBIE MANNが権利の関係から参加出来ないとの理由で、アルバム1枚(こちらは不参加ながらもHERBIE MANN名義)と45回転12インチを2枚。このアルバムに収録の「ALL BLUES」カヴァーがフリーキーなアレンジで凄くカッコイイのです。 |
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HARBIE MANN / MENPHIS UNDER GROUND (ATLANTIC - 1969)
ROY AYERSのHERBIE MANNバンドでの録音は幾つもありますが、最後に締めと言うことでHERBIE MANNの中でも最大のヒット・アルバムとなった「MENPHIS UNDER GROUND」です。正直、このアルバムに対して一家言も過言も持ち合わせていないのですが、HERBIE MANN好きなんですよ。結構。 |