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SADAO WATANABE / SADAO WATANABE (CBS/SONY - 1972)
渡辺貞夫さんのアフリカへのオマージュに溢れた作品。メンバーは福村博氏、高柳昌行氏、古野光昭氏、倉田在秀氏、そして板橋氏。素晴らしい。スピリチュアル・ジャズ・ワルツ「POROMOKO LA MAJI」、攻撃的な「BARABARA」、そして板橋氏と辺貞氏の美しいデュオ作「UPEPO」。安く見つけたら買って。 |
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V.A. / NEMU JAZZ INN (YAMAHA - 1973)
すみません、既出です。最近、たまに安く見かけるようになりました。が、オススメです。ここでの板橋氏は峰厚介氏のバンドにて笠井紀美子さんのバックを。で、特出は「C’MINOR BLUES」。モーダルなフレーズを板橋氏が繰り返す。そして、峰氏のソプラノと笠井さんの歌が最高。 |
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KATSUMI WATANABE / MONDAY BLUES (RCA - 1974)
ギタリスト渡辺香津美氏をリーダーに、土岐英史氏、岡田勉氏、日野元彦氏、そして板橋氏。オリジナル曲としては「MONDAY BLUES」、「GOOD VIBES」そして、「ON THE HORIZON」は「LOVE SUPREME」ミーツ「MAIDEN VOYAGE」のモーダル・ナンバー。気鋭のミュージシャンたちによる素晴らしい演奏。 |
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SEIICHI NAKAMURA TRIO/QUINTET / ADVENTURE IN MY DREAM (THREE BLIND MICE - 1975)
中村誠一氏のリーダー作。楠本卓司氏、成重幸紀氏、杉本喜代志氏に板橋氏というメンバー。新主流派的なオリジナル楽曲の3曲の中で、板橋氏的なピアノも光ります。杉本氏、中村氏も勿論ですがベースも効いてます。「今度、板橋氏特集でも。是非。」という形で前回より今回に至る訳です。ってもう半年前か・・・。 |
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SHIGEHARU MUKAI / FAVORITE TIME (TEICHIKU - 1976)
向井滋春氏のワン・フロント、渡辺香津美氏、望月英明氏、オリバー・ジョンソン氏に板橋氏。オリバー・ジョンソン氏迎えて一発何か。という企画発のよう。という訳でオリジナルは無くセッション的作品。「AFRO BLUE」、「IMPRESSIONS」というCOLTRANE2曲を披露。で、向井氏自身のライナーも必読。 |
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ITABASHI FUMIO TRIO / TOH (FRISCO - 1976)
リリース順としては板橋氏の初リーダー作「濤」。板橋氏に楠本卓司氏、岡田勉氏。「ALLIGATOR DANCE」は唸るベース・ラインが強烈なイントロから重厚な左手と、ひらひらと、でもここにもパワフルさをもって高音を行き来する板橋氏。たまらん。美しい「GOOD BYE」に、パワフルなインプロ「濤」の3曲。 |
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TAKEO MORIYAMA QUINTET / FLUSH UP (UNION JAZZ - 1977)
森山威男氏が山下洋輔氏のトリオを脱して、森山氏に板橋氏という「黄金」以上の重金属があるならばそれで賞したい緒両名に、負けず劣らずのアグレッシヴさを披露するサックス高橋知己氏、ベースは望月英明氏。20分近い「FLUSH UP」。ピットインでのライヴ音源。そりゃ弦も切れるしスティックも折れる熱演。 |
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FUMIO ITABASHI TRIO / RISE AND SHINE (ALM RECORDS - 1977)
アケタでのライヴ録音。板橋氏に早河竹晴氏、亀山賢一氏。リリースとしては「濤」の後ですが、録音は75年でその前。A面にはいっぱいいっぱい「JUMPING BOARD」が。板橋氏の魅力満載のトリオ楽曲。そしてBサイドには代表曲の1つ「RISE AND SHINE」。クラブで早番で爆音で掛けて一人御満悦。俺。 |
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TAKEO MORIYAMA QUINTET / HUSH-A-BYE (UNION RECORDS - 1978)
とにかくアグレッシヴなプレイが最高のドラマー森山氏。ライヴでは折れたスティックが飛んでくるとか来ないとか。板橋文夫氏に、向井滋春氏を迎えたセットでの録音。森山氏を代表する1曲「SUNRISE」を収録。と、ここまで全くの第8回のコピペ。是非、私の過去の恥辱も御拝見頂ければ嬉しいです。 |
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FUMIO ITABASHI / NATURE (COLUMBIA - 1979)
この凛々しい姿は何という鳥だろう。それに比べてのちゃらいレーベル面。個人的にはA面のトリオ作品が最高だ。10人中10人がその美しいメロディーに惚れる「WHEN YOU SMILE」、板橋氏的ファンクネス「UP INTO THE SKY」、バラード「LISTEN TO MY STORY」。でもハイライトは間違いなく「MACUMBA」。 |
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TERUMASA HINO / LIVE IN NEMURPO WHEEL STONE VOL.1 (EAST WIND - 1979)
75年4月に行った日野氏のライヴ録音といえば本作(リリースは79年)と「VOL.2」、「LIVE IN CONCERT」の3枚。3枚とも板橋氏参加。日野氏、板橋氏に、宮田英夫氏、杉本喜代志氏、岡田勉氏、日野元彦氏、今村祐司氏。ライヴならではの長尺が熱い。ブリティッシュ・ジャズ・ロック的な「MOCCO」最高。 |
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KOHSUKE MINE QUINTET / DAGURI (JCV - 1980)
峰厚介氏、宮田英夫氏、望月英明氏、村上寛氏に板橋氏。菊池雅章氏バンドにいたメンバーが多く、菊池氏に替わって抜擢されたのが板橋氏といっても過言ではないかも。コルトレーン的と言われるが、踏襲はしているのだろうけど違う。グループとしてこんなに熱いコルトレーンの吹き込みは無いもの。断言。 |
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TAKEO MORIYAMA / SMILE (DENON - 1981)
森山氏に望月英夫氏、そして本作がデビューとなる国安良夫氏、ゲストに松風鉱一氏。板橋氏の代表曲を幾つか取り上げていて、アグレッシヴさがたまらない「エクスチェンジ」、松風氏のフルートも哀愁たなびく「ワタラセ」、板橋氏の独壇場の「グッドバイ」。んー。やばい。ほんとにいいアルバムだぁ。涙。 |
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FUMIO ITABASHI SOLO / WATARASE (COLUMBIA - 1982)
板橋氏の代表曲といってもいい「渡良瀬」をタイトルに据えたソロ・ピアノ・アルバム。「いつか王子様が」で幕を開けて、オリジナル曲も先の「渡良瀬」、そして幕を下ろすのは「GOOD BYE」。最高というほか無い。・・・という僕の自堕落休日日記を「JAZZ JAPAN」の創刊号に寄稿させて頂きました。是非!。 |
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KOYAKE TAMAMI / SOMEDAY (BETTER DAYS - 1982)
女流フルート奏者小宅珠実さんのセカンド。吉野弘志氏、小山彰太氏、広木光一氏、初山博氏、古沢良治郎氏に板橋氏。1曲除いて全て古沢良治郎氏の作曲によるもの。だからヴァラエティーに富んでて面白いのだろうね。モーダル・ナンバーにラテン的な楽曲とか、ブラジリアンだったりフュージョンだったり。 |
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FUMIO ITABASHI / IMPACT (PADDEL WHEEL - 1984)
どれも最高で悩んだのですが、今回はアナログ後期の作品であまり注目されてないですが「IMPACT」を。向井氏のトロンボーンがテーマを執る哀愁ワルツ「LAST SUMMER」、アンソロジーに収録された一大組曲「NIPPON BLUES」が収録です。と、これも第8回のコピペ。僕は過去ばっかり振り返っております。 |
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FUMIO ITABASHI / RED APPLE (PADDLE WHEEL - 1986)
板橋氏の6枚目。吉野弘志氏、小山彰太氏のピアノ・トリオに、広木光一氏に梅津和時氏と板橋氏周辺のつわもの揃い。どの板橋氏の作品よりも歌心溢れる感じです。板橋氏の作品に何を求めるかは人それぞれ。こういった作品も好き。心締め付ける「ALICANTE」、自らへのアンサー「DON’T SAY GGODBYE」。 |
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GRAND SLAM / HOT SESSION (DENON/COLUMBIA - 1988)
4名のリーダー、板橋氏に向井滋春氏のワン・フロント、古野光昭氏、古澤良治郎氏によるバンド。もう、この4名がいればグランドスラムだよね。カヴァーに向井氏、板橋氏のオリジナル曲もあるけど、個人的には古澤氏作曲の「フラノ」。やはり日本人が日本の情景を歌うと染みる。ちょっとこれは最高。だが短い。 |
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AKIRA OHMORI MEETS ELVIN JONES / TRUST IN BLUE (DENON/COLUMBIA - 1988)
アルト奏者大森明氏がELVIN JONESをフィーチャー。そして鈴木良雄氏に板橋文夫氏。ピアノレスの楽曲も幾つかあり、ELVINも鈴木氏、板橋氏も大森氏を好サポートといったスタイルで、個性の強いバックも大人しめかな。スタンダードでの板橋氏のピアノもまた最高の酒のつまみ。ヤフオクで無駄に高い。 |