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YUSEF LATEEF: THE BEGINNING (LP: JAZZ MOOD - SAVOY USA 1957)
YUSEF LATEEFのSAVOYに残した初期作は地味ながらどれも好きです。他の曲ではお馴染みの東洋楽器も使用しておりますがここではテナーです。CURTIS FULLERのトロンボーンもいい味です。メンバーはERNIE FALLOW、HUGH LAWSON、LOUIS HAYEといつも通り。テンポ遅めのルーディーな7拍子。 |
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KEN McINTYRE: SAY WHAT (LP: YEAR OF THE IRON SHEEP - UNITED ARTISTS USA 1962)
なかなか好きなリード奏者です。このアルバムではアルトとフルートをプレイしておりますが、こちらはアルトでのプレイ。5拍子です。ゴリゴリしたRON CARTERのベース、JAKI BAYARDのピアノもモード然と引っ張っております。ちなみに「鉄の羊」はチベットの暦(干支)みたいなものだそうですよ。 |
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ZBIGNIEW NAMYSLOWSKI QUARTET: SEVEN-FOUR BARS (LP:POLISH JAZZ VOL.6 - MUZA POLAND 1966)
ポーランドのMUZAは大好きなレーベルです。後のDECCA盤も人気のアルト奏者のZBIGNIEW NAMYSLOWSKIのワン・ホーン・リーダー作です。原題は「SIODMAWKA」、英題がそのまま「7/4拍子」というタイトルです。ポーランドの伝統音楽の5/4同名曲を7/4にアレンジしたもの。んー、いいですね。 |
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WESSELIN NIKOLOV QUARTET: INDUCTION NO.2 (LP: JAZZ JAMBOREE 67 VOL.1 - MUZA POLAND 1967)
続いてもMUZA。ブルガリアのテナー奏者率いる4重奏です。若干フリーキーな部分もありますが5拍子で奏でてます。JAZZANOVAもレコメンドしてました。今度MUZA特集でもしたいなぁとか思うんですけど、共産圏の国営ですから何でもしてますしね。レーベル背景は知る由もなし。でも今度やりたいな。 |
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LEE GAGNON QUARTET: TAKE FIVE (LP: LA JAZZTEK - CAPITAL CANADA 1967)
さて、本文にも出てきたDAVE BRUBECKで有名な「TAKE FIVE」。数多くのカヴァーがあって、CARMEN MACRAEのカヴァーなんかはクラブ・クラシックですが、ちょっとテンポ速めのこちら。テーマはちょっと速く吹いてます的な程度なのですが、ソロ部は独創的な部分もあり。彼のフルートの方が僕は好きです。 |
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PERRE LEDUC ET SON QUATUOR: SOYA (LP: PERRE LEDUC ET SON QUATUOR - CBC 1967)
で、カナダつながり。ピアニスト率いるカルテットの博覧会でのライヴ音源。でも音はいいです。「SOYA」はELIZABETH SHEPERD TRIOがカヴァーしクラブ・ジャズ界へ名乗りを上げた「SOYA」のオリジナル。7拍子です。「SYNCHRONISATION」や「POUSSIERE D’ETOILE」等、アグレッシヴで好きです。 |
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THE DON ELLIS ORCHESTRA: INDIAN LADY (LP: ELECTRIC BATH - USA 1967)
さてさて、本文に登場したヘンな人です。便宜的にアルバム冒頭の牧歌的5拍子ビッグ・バンドナンバーを挙げさせて頂きましたが、他の曲では3-3-2-2-2-1-2-2-2の19拍子とか、5-5-7とかめんどくさいです。でも、彼の作品はそんなことを気にせずダイナミックなサウンドを楽しめるところがステキ。鬼才。 |
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BULGARIAN JAZZ QUARTET: BLUES IN 10 (LP: JAZZ FOCUS ’65 - MPS GERMANY 1968)
MPSの中でもかなり大好きなレコードの1つです。ブルガリアのピアニストMILCHO LEVIEV率いるフルートのワン・ホーンによるカルテット・グループ。タイトル通りの10拍子のブルース(というかモード)がこちら、その他にもBEATLESの「YESTERDAY」のバロック・ジャズ・カヴァー等を収録です。 |
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GUIDO MANUSARDI: DOINA (LP: GUIDO MANUSARDI SOUND - DIRE ITALY 1970’S)
イタリアのピアニストのセカンド・プレス以降では「PIANO JAZZ」という名前でも知られるDIREの「3」番。この「DOINA」は3拍子、3拍子、7拍子ワンセットのテーマが壮絶にかっこいい。「HALF AND HALF」みたい。その後はワルツ・タイムへ。でもどっちのプレスも音が細いですよね。リマスタリング希望です。 |
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GRAHAM COLLER MUSIC: SONG ONE (LP: SONGS FOR MY FATHER - PHILIPS UK 1970)
この曲の副題は「SEVEN-FOUR」。他にも「SONGS THREE(NINE-EIGHT BLUES」、「SONGS FOUR(WALTZ IN FOUR-FOUR」等。もうちょっと長い文で本盤を「SWING JORNAL 08年3月号」で紹介させて頂きました。私如きがSJで書かせて頂けるとは。BNのある書店等でぱらぱらっと是非。 |
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NATHAN DAVIS / MAKATUKA (LP: MAKATUKA - SEGUE USA 1972)
サックス奏者のNATHAN DAVIS。自主レーベルSEGUEに残した1枚です。この曲は7/8のアフロ・モーダルなナンバー。ライヴ・アルバムで共演した南アフリカのドラマー、MAKAYA NTZHOKOに捧げたもの。ここでのライヴ・アルバムはSABAのBENNY BAILEY「SOUL EYES」のことでしょうね。 |
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MICHAEL GARRICK TRIO: THANKSGIVING DANCE (LP: COLD MOUNTAIN - ARGO UK 1972)
RENDELL-CARRの頭脳でもあるピアニストのMICHAEL GARRICKによる数少ないトリオ作。ここでの変拍子はこの曲。この曲の構成は3拍子、3拍子5拍子、5拍子の16拍子ワンセットですね。「FIRST BORN」はGILLESのコンピにも収録されたモーダル・ナンバー。最高のアルバムです。UKジャズは大好きです。 |
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鈴木良雄: フレンズ (LP: フレンズ - CBS SONY 1973)
チンさんことベーシストの鈴木良雄氏。タイトル曲の「フレンズ」は7拍子ナンバー。峰厚介氏のテナーのワン・ホーンに本田竹曠氏リフを繰り返すピアノと熱い演奏を繰り広げています。「K’S WAKTZ」や宮田英夫氏のフルートをフシーチャーした「SAMBA DE CIHCO」も良いですよ。 |
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EERO KOIVISTOINEN QUARTET: ARABESKI (LP: LABYRINTH - LOVE RECORDS FINLAND 1977)
FIVE CORNERS QUINTETのリード奏者も務めるヴェテラン。アラベスク=イスラムをモチーフとした楽曲の9拍子。ピアノは人気のVLADIMIR SHAFRANOV。フュージョン・タッチな楽曲が多いレーベルですがアルバム通して良いです。このレーベルはKENNY DOPEネタのOLLI AHVENLAHTIも有名です。 |
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CARMEN LUNDY: TIME IS LOVE (LP: GOOD MORNING KISS - BLACK HAWK USA 1985)
QUASIMODEもカヴァーしてましたね。更には彼女が来日までしてました。素晴らしい。ピアノはHARRY WHITAKERです。初出はPOTTER AND TILLMANのアルバムでデモ・テイクの様なピアノ弾き語りヴァージョンでした。リリース予定の中村君の本で挙げさせて頂きましたがそちらも好きです。5拍子。 |