今月の10曲
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【5/17(土)は春のブルーカフェまつり! feat. 黒田大介 & Small Circle of Friends!】

5月17日の土曜日、今年も大々的に開催します、BLUE CAFE -2014春のブルーカフェまつり-!今回は世界有数のディープファンク盤コレクター&トップDJ、黒田大介(Kickin')さんがなんとブルーカフェゲストDJに初登場します!次々繰り出されるミラクルなレア盤とその華麗な手さばきは、全アナログ・レコード・ファン必見必聴!鈴木雅尭、三谷昌平、東 里起、伊藤ヒロキ、大倉智子のブルーカフェCREWも初共演が楽しみな反面、プレッシャーで針を下ろす手が震えそうなくらいのスペシャルなブッキング!そして我らがスモール・サークル・オブ・フレンズも活動20年を集大成しつつ2014年最新型のLIVEをたっぷり聴かせてくれます!さらに当日は鈴木雅尭ミックスによるブルーカフェオリジナル非売品CDを今回も先着50名様にプレゼント!5/17(土)のブルーカフェ春の特別企画、ぜひお見逃し、お聴き逃し、踊り逃し無く!オルガンバーでお待ちしております!!!

黒田大介PROFILE (kickin)
日本のトップ Funk DJとしてレギュラー・パーティー 「WAH WAH」「IN BUSINESS」「kickin」を中心に、日々ハードに活動中。そのフロアと呼応した的確かつ鋭角なプレイには凄味すらあり、文字通りクラウドを狂喜乱舞させる。また、STONES THROWやKAY-DEEなど海外主要レーベルのリイシュー・プロジェクトへの協力や、国内重要作品の選曲/監修を手掛けるなど、Funk考古学者的な活動も多岐にわたる。現在Vol.6までリリースされ、国内外から高い評価を受けるMixCDシリーズ『kickin』、ポスト・レア・グルーヴ的コンピレーション『Deep Enough vol.1』、”哀愁"をコンセプトに構成された画期的なコンピレーション『kickin presents : The Little Beaver Songbook』に続き、2014年はブギー世代の新感覚でTK Discoをコンパイルした2枚組『The Sound Of TK Disco』をリリース予定。
[BLOG] : http://kickin45blog.blogspot.jp
BLUE CAFE -2014春のブルーカフェまつり-
2014.5.17.sat. 21:00start 2000yen/1d @ORGAN BAR

ゲストDJ: 黒田大介 (kickin)
スペシャルLIVE: SMALL CIRCLE OF FRIENDS

BLUE CAFE CREW
鈴木雅尭 (April Set / Premium Cuts)
三谷昌平 (Novo Tempo / Ritmo Fantastico)
東 里起 (SCOF)
伊藤ヒロキ (marche)
大倉智子

※先着50名様にブルーカフェ・オリジナルMIXCDプレゼント!
【4/19リリース!ヴァイナル100%の最新MIX CD『RECORD HOUR』第二弾!】

DJ鈴木雅尭による生音系オールジャンルMIX代表格『Premium Cuts*』がリニューアルした新シリーズ『レコードアワー』の第2弾!今回もレコード欲を果てしなくそそるオブスキュアなオリジナル・ヴァイナル満載のラインアップ!そして新たな試みとしてブックレットに全収録盤のジャケット画像をディスクガイドブックのようにカラーで掲載!!

いきなりウルトラレアなサンファンのリゾートホテルの箱バンの会場物販アルバムに収められた絶品のジャズ・ボッサで幕を開ける今回のレコードアワーN°2。ライブラリーLIKEなイタリアン・オーケストラル・ボッサ02からフレンチSSWによる知られざるボッサ・グルーヴ03、小西康陽さんもヘヴィーローテのフランスのガールズ・グループによる哀愁グルーヴ04へと続きシーン・チェンジ。レアグルーブ垂涎のマイナー盤F.ジヴァゴのメロウ・ファンク05、プラターズなどのver.などでも知られるUSスタンダードのタイトでヘヴィーなカヴァー06、M.フーガン超えのフレンチ・ロック07、あの大人気テーマ・パークでも流れるキッズ・ナンバーの絶品ファンク・カヴァー08、オリジナル7インチが高騰を続けるスウィートなモダンソウル09と10、マイアミの秘宝と言われるファルセット・シンガーのメロウ・ファンク11、70'sUKのフィメール・ソウル12とグルーヴフルなナンバーが炸裂してインターミッションへ。

イタリアン・チネ・スキャット・ボッサを代表する名曲13でスタートする後半はそこから誰もが知るイージー・リスニング界の巨匠がブラジルに残した知られざるスキャット・サンバ14、80s風味の爽快インディーズ・ポップ・サンバ15とフロアユースなブラジリアンTUNEへと続き、M.スパロウのツアーオブジャマイカ・クラスにもヒケを取らないほどキャッチーな16、その女性版のようなホーンも高らかな17とごきげんなカリビアン・ナンバー連打からブリージンなハワイアン・フリーソウル18、さまざまなカヴァーを生んだニュージーランド・フリーソウル・ダンサーの最高峰19、テキサスのドマイナーな女性SSWによるグルーヴィー・ソフトロック20、レアグルーヴAtoZ完全版でやっと正体が明かされたUS高校生バンドによるC.キングの究極激打ちカヴァー21、さらに同じくC.キング作の最高にアッパーなディスコティック・カヴァー22、ライムライトのテーマ曲をディスコ・ダンサーにしてしまったハワイアンAORシンガーの23、オルガンバー・クラシックスとなっているフロリダの黒人ピアニストの幻級アルバムに収録されたインスト・ジャズダンサーのさらにレアな7インチ・オンリー歌入りver.24へと畳み掛けて、アッパーな裏打ちのスウィング・ビートのパートへ。65年の名作ロマンス映画テーマ曲のおそろしくグルーヴィーなジャズ・ダンサーver.25、フランスの70sコンポーザーによる思い切りスタイリッシュなスキャット・ジャズ・グルーヴ26、プレカツ・クラシックスとしていまだに高い人気を維持するあのUKのM.J.デュオのアフロ・キューバン・キラーをほうふつとさせるUKの黒人シンガーによるスリリングなディスカヴァリー・ナンバー27でクライマックス。エンディングの28はトップクラスの和モノレア盤から誰もが知る名曲フォーキー・バラッドのカヴァー。
v 今回も従来の『Premium Cuts*』シリーズや前作『レコードアワーN°1』に勝るとも劣らない、全編が聴きどころになった捨て曲なしの78分になっています。さらにブックレット内面にはディスクガイドブックのようにオールカラーで全ジャケットを掲載。ぜひお試し下さい!(完全限定プロモ・オンリー)
PREMIUM CUTS RECORD HOUR N°2
selected & mixed by Masanori Suzuki
(CSMP 0040 / 帯・キャラメル / ステレオ28トラック78分)
取扱いはJETSET、DISKUNION、FREEDOM RECORD、TICRO MARKET、
ZOOOOO.JP、FASTCUT RECORDS、ART ROCK NO.1、CORNERSHOP、
STEREO RECORDS、PEANUTS RECORDSなど各店ならびにオルガンバー・キャッシャーで。
毎月第1水曜日【PREMIUM CUTS presents RECORD HOUR】

5/7 wed.
Premium Cuts presents
RECORD HOUR -RECORD HOUR N°2リリースPARTY-

GUEST DJ: 岩村隆 (peanuts cafe / Martinica)
DJs: 鈴木雅尭, 佐野真久, Aimie, 嶋瀬陽子, ykr, ケイティ
※5月生まれの方入場無料!
※24時までエントランス1,000yen 以降2,000yen/1D

6/4 wed.
Premium Cuts presents
RECORD HOUR

GUEST DJ: ろっきー
DJs: 鈴木雅尭, 佐野真久, Aimie, 嶋瀬陽子, ykr, ケイティ
※6月生まれの方入場無料!
※24時までエントランス1,000yen 以降2,000yen/1D
TWISTE ET CHANTE
PIERO UMILIANI / LA LEGGE DEI GANGSTERS
(OMICRON) LP

1969年のイタリアン・ノワール「ギャングスターの掟」のサントラLP。手掛けたのは「マナ・マナ」で有名な伊チネジャズの名匠ピエロ・ウミリアーニで、当時の一線級ジャズメンを従えた全体的にかなりジャズ色の濃い仕上がりになっています。ジュリア・サンドロ・アレッサンドローニのスキャットが冴える哀愁のジャズ・ボッサ「Lui e Lei」が白眉。
山本邦山 / 尺八イージーリスニング
(UNION) LP

先日開店5周年パーティーに参加させていただいた札幌のレコードSHOPタケチャスで教えていただいた和ジャズ/ラウンジ名盤。アレンジは前田憲男。以前このコーナーで別盤『スタンダードボッサ』を紹介しましたが、勝るとも劣らない傑作。前田のチェンバロが美しい快速バロック・ジャズ「誓いのフーガ」を筆頭に、エレガントでキラーなカヴァー満載。
PAULO ALENCAR e SUA ORQUESTRA / BOSSA NOVA JAZZ
(ODEON) LP

こちらは福島の名店リトルバードで譲っていただいた一枚。ブラジリアン・ジャズ・ボッサの1962年の傑作です。端正な「CIPO IDEIAS」や「ADEUS AMERICA」、陽気な掛け合いスキャットの「ZIRIGUIDUM」などなど。ドイツのフューチャー・ジャズ・ユニットJAZZANOVAのネーミングは、本作のUSプレス盤タイトル『JAZZA NOVA』からの引用との事です。
SYLVIO MAZZUCCA / CONHECA O BRASIL
(VARIG) LP

南米各国、北米、ヨーロッパ、アジアなど就航国からの誘客を目的にブラジル国営ヴァリグ・ブラジル航空が何枚も制作していたノベルティ・アルバムの一枚。アレンジと指揮はブラジルの著名なビッグバンド・マスター、シルヴィオ・マズーカ。高音圧が痛快な「RIO DE JANEIRO」、スタイリッシュな「BAHIA」などキャッチーなブラジリアン・グルーブ満載。
FRANK FERRER & PUERTO RICO 2010 / CUANTO TE AMO
(HIT PARADE) LP

プエルトリコ出身のラテンファンク・マスターの作品中、群を抜いてポップな色合いの強い一枚。南米音楽にも強いリトルバード店主マーシーさんも、プエルトリコにもこんなセルメンのようなソフトロック・シーンがあるのかと驚いた一枚。「TIGHTEN UP」のような跳ねたグルーヴが嬉しい「LOOK OF LOVE」カヴァーやソフトロック快作「LA VERDAD」など。
JOE BOURNE / HOLD ON TO WHAT YOU'VE GOT
(RAMS HORN) 7"

オランダ人シンガー ジョー・ボーンの1982年の7インチ・オンリー盤。ブラス・アンサンブルもギター・カッティングもキレ味抜群のディスコ・ソウルなA面「HOLD ON TO WHAT YOU'VE GOT」、こみ上げ系モダンソウルなB面の「THE SIDE B」。紛らわしいけれど紛れもないダブルサイダー、両A面なキラー・シングルです。
THE ROYAL JESTERS / THEIR SECOND ALBUM
(CCP) LP


テキサス州サンアントニオを拠点に活動していたというチカーノ系営業バンドの、タイトル通りセカンドアルバム(デビュー盤は未聴)。箱バンとしては珍しくヒットカヴァー主体ではなくラテン、マリアッチなどの曲調のオリジナル曲を中心に演奏しています。なんといってもハンド・クラップ必至のスウィンギン・ラテンな「CHICANITA」が最高。
BILLY PAUL / EBONY WOMAN
(NEPTUNE) LP

彼の73年のライヴ盤『FEELIN' GOOD AT THE CADILLAC CLUB』に収録のジャズ・グルーヴ「BILLY BOY」がプレカツ・クラシック化していますが、同年リリースのギャンブル=ハフ・プロデュースによる本作もアフロ・キューバン・ビートの「Mr. ROBINSON」カヴァーや快速調の「WINDY」、「PSYCHEDELIC SALLY」など素晴らしいナンバー山盛りです。
SAM TAYLOR / HARLEM NOCTURNE '77
(CANYON) LP

ムード・テナーの帝王として60年代に日本でも大人気を博したサム・テイラー。概ねの作品は濃厚極まりないいわゆる"むせび泣き"テナーを聴かせるムード歌謡なアレンジですが、世界を席巻していたディスコ・ブームに乗っかって企画された本作は「夏の日の恋」とか「サマータイム」とか、全編ディスコ・ファンク・アレンジで聴かせます。珍しくも踊れるサム・テイラー。
EMBEE / TELLINGS FROM SOLITARIA
(DVSG) 2LP

スウェーデンのヒップホップ系プロデューサー&ミュージシャン&DJの2004年のソロアルバムの限定アナログ盤をやっと手に入れました。さまざまなシンガーやラッパーなどをゲストに迎えたクロスオーバーな傑作。オーガニック・ソウルな「SEND SOMEONE AWAY」やKOOPを連想させるJAZZYブレイク「SOULRAIN」などなど、本当に全編粒揃いの一枚です。しびれる。
【FAIRGROUD CREWの選ぶ今月の一枚 Aimie編】

JESSE DAVIS / HOLLYWOOD GYPSIES
(ESSENCE RECORDS) LP

979年にギタリストとして有名なスティーブ・オコーナーのもとで録音された一枚。「TONITE YOU BELONG TO ME」はWHISPERSの「IN LOVE FOREVER」のようなキャッチーなリフとコーラスワークに感極まる名曲。また、込み上げ系フリーソウルな「YOU'RE THE ONE」や「IT TAKES LOVING」は初夏に合いそう。爽やかな空気感を醸し出すコーラスとジェシ・デイヴィスの甘く優しい歌声が身体に馴染む甘美なソフトソウル。